症状
川崎病で見られる症状は、そのまま診断の参考にもなります。
- 発熱
- 両側眼球結膜の充血
- 口唇の赤み・いちご舌(舌にいちごのようなツブツブができる)、咽頭の発赤
- 発疹(形状や大きさ、場所が定まらない赤味を帯びた発疹、BCG接種痕の発赤)
- 四肢の変化(手足が紅くなりパンパンに腫れる、指先から膜様に皮がめくれる)
- 首のリンパ節腫脹
これら6つのうち5つ以上当てはまる際に、川崎病と診断されます。ただし、実際にはこれらの症状がそろわないことも少なくないため、診断が難しいケースもあります。
また、心臓を栄養する冠動脈という血管に変化が生じることもあります。最終的には冠動脈瘤と呼ばれる心臓の合併症を起こすことがあるため、慎重に症状を見極めつつ診断し、早期に治療をおこなうことが求められます。
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