種類
急性白血病は、血液が作られる過程のどこに異常が生じているかによって、大きく急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病に分けられます。
急性骨髄性白血病
骨髄(骨の中心部にあり、血液を作る組織)で血液を作る過程でできる骨髄芽球と呼ばれる細胞に異常が起こることで発症する白血病です。急性骨髄性白血病の中には、骨髄芽球が少し成長した段階でできる“前骨髄球”ががん化する急性前骨髄球性白血病と呼ばれる病気もあります。
急性リンパ性白血病
白血球の一種であるリンパ球が未熟な状態でがん化し、無制限に増殖することで発症する白血病です。リンパ球ががん化する病気はいくつかありますが、がん化した細胞が骨髄で増殖するものを急性リンパ性白血病と呼びます。子どもがかかる白血病でもっとも多いタイプです。
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