症状
心不全は心臓の機能の不調により、体の活動に十分な酸素や栄養素が行き渡らなくなります。その結果、手足の冷え、動悸、息切れ、食欲低下、倦怠感などの症状が現れるようになります。また、体のさまざまな部位で血液がうっ滞するため、むくみや体重増加が生じたり、重症な場合には肺に水がたまることによる呼吸困難・肝臓や脾臓の腫大といった症状が現れたりするようになります。
呼吸困難などの重篤な症状は横になった状態のときに現れやすいため夜間に目立つ症状ですが、進行すると安静にしていても現れるようになります。そのため、活動性は著しく低下して日常生活に支障をきたすようになることも少なくありません。
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