はいにょうしょうがい

排尿障害

最終更新日:
2021年06月21日
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2021/06/21
更新しました
2018/09/05
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排尿障害は、尿をうまくためられない“蓄尿障害”と、たまった尿をうまく出せない“排出障害”の2つに大きく分類されます。

どちらもさまざまな原因が考えられ、蓄尿障害の原因としては過活動膀胱神経因性膀胱(脳血管障害・脊髄疾患・糖尿病など)、膀胱炎、骨盤底筋群の緩み、軽度の骨盤臓器脱子宮脱膀胱瘤(ぼうこうりゅう))などが挙げられます。一方の排出障害は、前立腺肥大症、神経因性膀胱、骨盤内臓器の手術後(直腸がん子宮がん)などが原因となって起こります。

排尿障害は高齢になるほど起きやすいですが、女性では若い人でも出産後に排尿障害をきたすこともあります。その原因の多くは骨盤底筋群の緩みで、出産に伴って骨盤底筋群が傷つき、膀胱や尿道を支えられなくなる結果として起こります。また、男性特有の病気である前立腺肥大症は、高齢男性の排出障害でもっとも多い原因となっています。

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