治療
梅毒の治療では、ペニシリン系の抗菌薬の内服や点滴が行われます。
日本国内では多くが第I期や第II期の軽度な段階で発見されるため、基本的には内服治療が行われ、4週間にわたる治療の継続が必要となります。
一方、第III期で発見された場合は10~14日ほどにわたる点滴治療を行うのが一般的です。
また、第III期に移行し、心臓や神経へのダメージによる症状がある場合は、それぞれの症状を改善するための対症療法が必要に応じて行われます。
また2022年からは、早期の梅毒患者に対し、1回の投与で治療が完了する注射薬のベンジルペニシリンベンザチン水和物が使用可能となりました。
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