検査・診断
視診
帯下(おりもの)の状態や出血の程度を確認します。
腟細菌培養検査
感染が疑われる場合には検査をします。
超音波検査
子宮内胎嚢の有無、大きさ、赤ちゃんの心臓の拍動の有無を確認します。1週間程度の間隔で、エコーで妊娠週数に伴う成長がみられるか(胎嚢が大きくなってくる、見えなかった胎児が見えてくるなど)、あるいは流産の所見があるか(発育が止まっている、胎児の心拍が消失するなど)を確認していきます。また、胞状奇胎や異所性妊娠(子宮外妊娠ともいう。子宮内外同時妊娠を含む)がないことを確認します。
流産を3回繰り返したら検査を
人工流産(人工中絶)でない流産を2回繰り返すことを反復流産、3回以上繰り返すことを習慣流産、流産や死産を繰り返してしまい赤ちゃんが産まれないことを不育症といいます。
産婦人科では、習慣流産になる方には検査をおすすめしています。また近年は妊娠年齢が上昇していることもあって、反復流産、つまり連続2回の流産を経験された人に対しても検査をおすすめしています。
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