しんじゅしゅせいちゅうじえん

真珠腫性中耳炎

最終更新日:
2024年07月17日
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2024/07/17
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2024/07/04
更新しました
2017/04/25
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予防

真珠腫性中耳炎は発症原因が明らかでないため、完全に予防することは困難です。ただし、子どもの頃に急性中耳炎滲出性中耳炎を繰り返すと、発症しやすくなるといわれているため、これらの病気にかかったときは耳鼻咽喉科を受診し、治るまで継続的に通院することを心がけましょう。また、鼻をすすることも真珠腫性中耳炎の原因の1つですので、鼻をすする癖を直すようにしましょう。

真珠腫性中耳炎は再発することが多い病気で、手術から10年後に再発することもあります。再発は真珠腫を完全に取り除けていないことによる“遺残性再発”と、耳管機能や鼻すすり癖など真珠腫の病態が改善していないために生じる“再形成再発”があります。

遺残性再発は近年内視鏡を用いた手術法が導入されたことにより、防ぐことができるようになりました。一方、再形成再発を予防するためにさまざまな取り組みがされていますが、いまだその方法は確立されていません。そのため、手術後も10年は定期的に通院し経過観察するようにしましょう。

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