原因
紫斑病の主な原因は、“血管炎によるもの”と“血管炎とは関係しないもの”の2つに分けられます。
血管性紫斑病はウイルス感染、がんなどの病気や膠原病などがきっかけとなって血管にアレルギー反応と炎症が生じ、血管が脆くなることによって引き起こされます。一方、血管炎と関係しない紫斑病は、ウイルスや細菌感染、ワクチン接種などがきっかけとなって血小板に対する抗体(血小板を攻撃するたんぱく質)がつくられることによる特発性血小板減少性紫斑病(Idiopathic thrombocytopenic purpura :ITP<免疫性血小板減少症>)、血友病などによる凝固因子の異常、加齢による老人性紫斑などが原因に挙げられます。
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