治療
結核に対しては、複数の抗結核薬の服用する治療が行われます。症状が現れていなくても、結核菌が体内にいることが判明した場合や、結核を発症した人と接触した場合には、治療が行われます。複数の抗結核薬を6か月から9か月内服することが一般的です。
粟粒結核や髄膜炎などを発症している場合には、より強固な治療方法が選択され、さらに長い治療期間を要することもまれではありません。
結核は慢性的に経過する病気であり、治療期間も数か月におよびますので、薬剤の服用中には副作用などの知識をしっかりと把握しておくことが大切です。
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