症状
結核の症状としては、2週間以上持続する咳を認めることが多いです。また慢性的な感染症であることを反映して、体重減少や全身倦怠感を呈することもあります。
ただし、高齢者や乳幼児の結核では呼吸器系の症状がはっきりしないこともまれではなく、そのため診断や治療が遅れてしまうことがあります。
また、粟粒結核を発症すると、結核菌が侵入した臓器に応じた症状を生じるようになります。たとえば、中枢神経に結核菌が広がった場合には、頭痛や吐き気、視力障害、けいれんなどの症状が現れることがあります。
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