クリップする
URLを入力して
記事をクリップしましょう
指定された URL のページが見つかりません
Noimage s500x350
腟内射精障害
膣内射精障害とは、マスターベーションでは射精できるのに、「性交のときに膣内に射精できない」状態のことをいいます。膣内射精障害は、不妊治療の際に行われるタイミング法をきっかけとした義務的な性行為を...
クリップに失敗しました
クリップ とは
記事にコメントをつけて保存することが出来ます。検索機能であとで検索しやすいキーワードをつけたり、読み返し用のメモを入れておくと便利です。
また、記事を読んで疑問に思ったこと、わからないことなどをコメントに書き、「医療チームのコメントを許可する」を選んで頂いた場合は、医師や看護師が解説をメールにてお送りする場合があります。
※ クリップ内容は外部に公開されません

腟内射精障害ちつないしゃせいしょうがい

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
掲載しました。
閉じる

概要

膣内射精障害とは、マスターベーションでは射精できるのに、「性交のときに膣内に射精できない」状態のことをいいます。膣内射精障害は、不妊治療の際に行われるタイミング法をきっかけとした義務的な性行為を契機に発症することもありますし、マスターベーションの仕方に問題があることもあります。膣内で射精ができないということから、男性不妊の一因になることもあります。そのため、カウンセリングやマスターベーションの仕方の工夫などを交えながら克服することになります。その一方、膣内で射精ができないからといって必ずしも妊娠しないという訳ではないため、妊娠が望まれない性交渉をする際には通常通りの避妊方法をとることが必要です。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください

原因

不妊の原因としては、男性に原因があることもあれば女性に原因があることもあります。男性が原因となる不妊として、射精に問題があることもあります。射精に関係した不妊症としては、無射精症、逆行性射精、早漏、遅漏などがあり、膣内射精障害は同じく射精に関連した男性不妊の原因となりうる病気の一つです。

膣内射精障害の原因としては、心理的な側面と習慣的な側面があります。原因として最近多いのは、不妊治療中のタイミング法(奥さんの排卵日に性交渉をもつ不妊治療)により、男性が「今日は射精しないといけない」という過度のプレッシャーを感じてしまうことがあります。このタイプの膣内射精障害では、プレッシャーによって奥さんの膣の中でなかなか射精できず、最後は「中折れ」の状態になって終わってしまいます。

また、膣内射精障害は誤ったマスターベーションの習慣(陰茎を布団や床に押し付けるなど、かたいものを用いてのマスターベーションや、陰茎を強く握ったり、早く手を動かしてしまうマスターベーション)によっても起こってしまいます。こうした習慣がついてしまうと、マスターベーションの感覚が膣内に挿入したときの感覚と明らかに異なってしまうため、膣内で射精をすることができなくなってしまいます。

アダルトビデオ、ポルノビデオのなかには膣内で射精せず、最後に手を使って射精するものがあります。これらの影響により、性交時にも射精の前に性器を抜いてしまい、手を使って射精してしまう習慣がついてしまっていることから、膣内射精障害としての症状を呈することもあります。

その他、内服薬の副作用(抗うつ薬など)、アルコール依存、手術、糖尿病などといったものに関連して膣内射精障害に至ることもあります。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください

症状

膣内射精障害とは、マスターベーションでは射精ができますが、性交渉により膣の中に射精ができないといった症状を呈します。射精ができないことから、不妊症の原因となることもあります。射精ができないということから、パートナーとの満足を得ることができず、負のスパイラル的に性交渉に対しての自信喪失につながることもあります。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください

検査・診断

膣内射精障害では、問診における症状を聴取することから病気が疑われることになります。マスターベーションの方法が問題になっていないかについて聞いたり、特定の状況のみで生じていないか(ある相手に対しては射精できない、タイミング法のときはダメである)などを確認したりすることも大切です。アルコールの摂取量が多いと膣内射精障害につながることもあるため、飲酒歴も重要です。さらに医薬品の服用に関連した症状であることもあるため、内服歴を確認することもされます。

また、糖尿病を始めとして身体的な疾患に関連して膣内射精障害を呈することもあるため、血液検査(HbA1cや血糖値の確認など)を行うこともあります。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください

治療

膣内射精障害の治療は、内服薬としても、サプリとしても、有効といわれているものはありません。そのため、膣内射精障害の原因が何であるかを同定し、その都度その原因に対してのアプローチ方法を検討することが重要です。

たとえば、マスターベーションの仕方が膣内射精障害の原因であると考えられる場合には、その方法を変更するのがひとつの治療です。性交渉中の注意点としては、自分の性的感覚に集中する(ペニスの先端に集中する)というものが考えられます。また、不妊治療からくるストレスが原因と考えられる場合には、性交渉のあり方をパートナーと話をすることも重要になります。タイミング法において排卵日前後のみの性交渉を義務的にこなすのではなく、愛情交換の一つの機会として捉えることができるよう、可能な限り心理的なストレスを取り除くことが求められます。

アルコール摂取や薬、糖尿病などの病気が原因と考えられる場合には、飲酒量の制限や原因薬剤の中止、糖尿病に対しての治療介入なども求められます。

性交渉のあり方はカップルによりさまざまです。そこに膣内射精障害の原因が隠れていることがあります。生殖医療を専門とする医師は性交渉に関してもさまざまなケースを経験しているため、相談して、カウンセリングを受けてみるのもよいでしょう。

より詳しい情報は、記事①記事②記事③をご参照ください