膵臓がん
- 同義語
- 膵癌,膵がん
- 2024/06/25
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- 2023/11/16
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- 2022/10/31
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- 2021/10/27
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- 2021/02/25
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- 2020/07/07
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- 2017/04/25
- 掲載しました。
検査・診断
膵臓がんが疑われるときは次のような検査を行います。
血液検査
膵臓の機能を評価するために膵臓に異常があると値が上昇するアミラーゼ値などの血液検査を行います。また、膵臓がんを発症すると“CEA”や“CA19-9”といった腫瘍マーカー(がんがあるとつくられる特有の物質)が高値になるため、これらの腫瘍マーカーの有無も調べます。
近年では、尿、唾液、血液などを用いてより高い精度でがんを発見できる“リキッド・バイオプシー(体液を用いて患者の負担をできるだけ少なくする低侵襲検査)”という検査が登場しました。現在、さまざまな機関で膵臓がんの早期発見・治療に役立つ新しい検査の研究が進められており、今後の発展が期待されています。
画像検査
膵臓の状態を詳しく調べるため、超音波検査や造影CT、MRIなどの画像検査が行われます。
超音波検査では体の外から超音波を当てて、膵管が拡張していないか、嚢胞(体液が溜まった袋状のもの)がないかなどを確認することができます。体への負担がなく簡便に行うことができる検査ですが、膵臓は腹部の深い部位にあるため超音波ではうまく描出できないこともあります。そのため、多くは造影CTやMRIなどを用いた検査が行われます。
これらの検査では発見できない小さながんを調べるために超音波内視鏡検査も行われます。超音波装置のついた内視鏡を体内に入れて、胃や十二指腸の中から膵臓などの臓器に超音波を当てて病変の状態や広がりなどを見ることができる検査です。通常の内視鏡と比較すると組織の内部の観察などができるため、病巣の深さや表面には見えない腫瘍などを確認しやすいという特徴があります。
また、膵管の状態を詳しく調べるために内視鏡を挿入し、膵管に造影剤(X線に描出されやすい薬)を注入して膵管の走行や太さ、狭窄・閉塞の有無を調べる膵管造影検査を行うこともあります。画像検査などから膵臓がんか否かはっきり分からない場合は、確定診断のために内視鏡を用いて膵管の組織の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べる病理検査を行います。
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