そこうしょう

鼠咬症

最終更新日:
2020年08月31日
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2020/08/31
更新しました
2017/04/25
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症状

モニリホルムレンサ桿菌感染症の症状

感染後、潜伏期間を経て次のような症状が現れます。モニリホルムレンサ桿菌の潜伏期間は1~10日、通常3~5日といわれています。

  • 悪寒
  • 回帰性の発熱:発熱が続き一旦解熱するという回帰が、1週間の間隔で1~3か月持続し、自然に治癒していきます。
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 筋肉痛
  • 発疹:噛まれた傷の周囲に現れ、手足(四肢)や手のひら、足の裏にも出現するようになります。出血性の発疹や、を持った発疹が生じることが特徴です。
  • 非対称性の多発性関節炎:通常は、大関節に炎症が現れます。

など

咬傷部は炎症を起こし、自然に治癒していきます。ただし、再発することもあります。

モニリホルムレンサ桿菌感染症の合併症

など

治療をしない場合には、死亡することもあります。

鼠咬症スピリルム感染症の症状

潜伏期間を経て、以下のような熱発作が始まります。鼠咬症スピリルムの潜伏期間は通常 7~21 日と比較的長くなっています。ただし、感染から2日で発症することも、数か月を経て発症に至ることもあります。

  • リンパ節の腫脹(腫れ)
  • 暗黒色の発疹:咬傷の周囲に現れ、全身へと広がっていきます。
  • 回帰性の発熱:数日にわたり発熱が続いた後、解熱と発熱を1~3か月繰り返します。

など

モニリホルムレンサ桿菌感染症とは異なり、関節炎が現れることは極めてまれとされます。治療をしない場合に死亡することもあります。

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