めまい

めまい

最終更新日:
2024年09月12日
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2024/09/12
更新しました
2018/08/24
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治療

めまいの治療は原因や症状の程度によって異なります。代表的な病気の治療は以下のとおりです。

良性発作性頭位めまい症

自然に軽快することも多いですが、症状が強い場合は耳石を三半規管から取り除く浮遊耳石置換法を行います。耳石置換法では頭を特定の角度に動かすことにより、耳石を正しい位置に戻すことができます。

メニエール病

治療では、まず薬物療法や生活習慣の見直しを行います。薬物療法では、内耳のむくみを軽減する利尿薬、めまいや吐き気を抑える抗めまい薬が使用されます。また、ストレス管理や休息の確保も重要な要素です。十分な睡眠、規則正しい生活リズム、適度な運動などが推奨されています。

薬物療法で症状が改善しない場合は中耳加圧療法を行います。中耳加圧療法では、特殊な装置を使って耳の中の圧力を調整し、内耳のリンパ液の流れを改善します。これらの治療を行っても効果が得られない場合は、余分な内リンパ液を排出する手術が検討されます。

前庭神経炎

治療の中心は薬物療法で、めまいや吐き気を抑える薬と神経の炎症を抑えるステロイドが主に使用されます。急性期の症状が落ち着いた後にふらつきなどの歩行障害が続く場合は、前庭リハビリテーションが行われます。これは、めまいやふらつきに対する脳の順応を促し、バランス機能の回復を助ける運動療法です。頭部を動かす運動やバランスを保つ訓練などが行われます。

脳血管障害

脳梗塞脳出血など脳血管障害が原因のめまいは、緊急の治療を要します。脳梗塞の場合、血栓溶解療法や血管内治療が主な選択肢となります。前者は血栓を溶かす薬を投与し、後者はカテーテルを用いて血栓を直接除去します。脳出血では、まず血圧や脳圧を下げる薬を用いた薬物療法が行われます。出血が多い場合や薬物療法で効果が得られなかった場合は、出血によって溜まった血液を取り除く手術が選択されます。急性期を脱した後は、手足を動かす、歩くなど日常生活に必要な動作の訓練を行い、体の機能回復を目指したリハビリテーションが行われます。

実績のある医師

周辺でめまいの実績がある医師

三井記念病院  耳鼻咽喉科特任顧問

おくの たえこ
奥野先生の医療記事

5

内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科

東京都千代田区神田和泉町1

JR山手線「秋葉原」昭和通り口  東京メトロ日比谷線(1番出口)、つくばエクスプレス(A2・A3出口)も利用可能 徒歩7分

順天堂大学医学部 耳鼻咽喉科学講座 准教授

いのした あやこ

内科、血液内科、膠原病・リウマチ内科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科

東京都文京区本郷3丁目1-3

JR中央線(快速)「御茶ノ水」御茶ノ水橋口  JR中央・総武線も乗り入れ、東京メトロ丸ノ内線も利用可 徒歩5分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 徒歩7分

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