検査・診断
エイズが疑われる場合は、必要に応じて次のような検査が行われます。
血液検査
ヒト免疫不全ウイルス感染の有無を調べるため、血液検査は必須の検査となります。また、リンパ球の数を調べることで重症度を評価することも可能です。
そのほかにも、エイズでは重症肺炎や敗血症、がん、衰弱などが引き起こされるため、炎症の程度や栄養状態、貧血の有無など全身の状態を評価するためにも血液検査が必要となります。
画像検査
エイズを発症すると上でも述べたとおり、全身にさまざまな症状や病気が引き起こされます。そのため、現れた症状や病気によってはレントゲン、CT、MRIなどによる画像検査によって臓器の状態を調べる検査が行われるのが一般的です。
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