検査・診断
ライソゾーム病の確定的な診断のためには、不足している酵素の種類や細胞に蓄積している物質を明らかにするための検査を行う必要があります。これらの検査は主に尿や血液を採取して行われますが、必要な場合には組織の一部や細胞を取って調べます。
酵素がはたらかない原因となっている遺伝子変異を明らかにするために、血液を採取して遺伝子検査が行われることもあります。妊娠中に羊水を採取して、お腹の赤ちゃんが生まれる前に酵素の状態や遺伝子変異を調べる“出生前診断”が検討される場合もあります。家族に病歴や症状があるかどうかも診断のうえで重要な情報となります。
ライソゾーム病では全身のいろいろな場所に多彩な症状が現れます。これらの症状の程度をそれぞれ評価することも重要です。骨の形、心臓の音、皮膚の様子、関節の硬さ、臓器の腫れ、眼の様子といった体の状態のほか、知能や神経のはたらきに関係した運動の様子などが検査されます。MRIなどの画像検査が有効な場合もあります。
実績のある医師
周辺でライソゾーム病の実績がある医師
学校法人慈恵大学 理事/東京慈恵会医科大学 特命教授
救急科、総合診療科、消化器内科、肝臓内科、脳神経内科、腎臓内科、リウマチ科、膠原病内科、循環器内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科、腫瘍内科、血液内科、呼吸器内科、感染症内科、精神神経科、小児科、消化器外科、肝胆膵外科、乳腺外科、呼吸器外科、血管外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、心臓血管外科、婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、皮膚科、リハビリテーション科、歯科、脊椎脊髄外科、緩和ケア内科、産科、放射線科
東京都港区西新橋3丁目19-18
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