原因
脳内の神経調節に関わる“ドパミン”と呼ばれる神経伝達物質の機能異常が病気のメカニズムに関係すると考えられています。レストレスレッグス症候群は、明確な原因が特定できない“特発性”と、原因となる病気が存在する“二次性”に分けられ、“特発性”の半数近くは家族内に同じ病気の患者が存在することから、遺伝の関連も指摘されています。
二次性レストレスレッグス症候群の原因となる病気の1つとして、鉄欠乏性貧血が挙げられます。鉄欠乏性貧血はもっとも頻度の高い貧血として知られており、鉄不足によってドパミンの合成・代謝に障害が生じることが、レストレスレッグス症状の誘因と考えられています。鉄欠乏性貧血が生じる状況には、鉄分の摂取不足のほか、胃の切除などによる鉄の吸収不良、慢性的な消化管出血、生理、妊娠などがあります。
また鉄欠乏性貧血のほかにも、パーキンソン病・脊髄小脳変性症・ハンチントン病・多発性硬化症などの神経疾患、関節リウマチ・シェーグレン症候群などのリウマチ性疾患、糖尿病や甲状腺機能異常などの内分泌疾患、腎不全、人工透析、うつ病、慢性肝疾患、慢性閉塞性肺疾患などと関連して二次性レストレスレッグス症候群が発症することもあります。
医師の方へ
「下肢静止不能症候群」を登録すると、新着の情報をお知らせします
関連の医療相談が20件あります
夜横になっていると足がむずむずしてなかなか眠りにつけない
3年前医師から下肢静止不能症候群と診断されました。発症したのは中学生の頃でした。その頃はまだそう言う名前の病気があることすら知りませんでした。 3年前薬を処方され、飲んでいた頃は症状が出なくなり、勝手に治ったと思い、薬も飲まなくなりました。 最近は昔よりも症状が酷くなっているような気がします。そのため、なかなか眠りにつけず、朝も重だるくて辛いです。 この病気は完治しないのでしょうか。
寝る時に酷くなる足のダルさ
お世話になります。 一年近く前から右の太ももがだるくて寝つきが悪いです。 また、電車で座っている時などでも時々同様のことが起こり怠くて立ち上がってしまうこともあります。 ネットを調べてみるとレストレスレッグス症候群に近いのかなとも思うのですが、坐骨神経痛も患っており、半年前から牽引治療をしているのですが、回復の兆しが見えてこないこともあり、どうしたら良いのか、、、
寝るときに必ず
左足がムズムズして痛い❗️じっとしてられなくて動いてるときはどうもないですが。酷いときは治まりません❗️左腕まで来ます! 整形外科にいっても神経痛と言われました❗️ 左膝に時々水がたまります
入浴後のふくらはぎの怠さ
入浴してよく温まって出た後、数十分経つと両方のふくらはぎがものすごく怠くなります。筋肉痛とも違うようなでもじっと寝てられないような感じになります。考えられる原因は何でしょうか?何か対処法があったら教えてください。 関係ないかもしれませんが、今習慣としてしてることは入浴後、白湯を飲むこと位てす。
※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。