症状
“便秘”とは、“本来体外に排出すべき便を十分量かつ快適に排出できない状態”ですが、その便秘による症状が現れて検査や治療を必要とする場合に“便秘症”と呼ばれます。
その症状としては、排便回数が少ないことによる腹痛や腹部の張り感(腹部膨満感)、便が硬いことによる排便困難感や強くいきむ必要性、軟便でも排便困難感や残便感を生じるもの(便排出障害)があります。
つまり“便秘症”とは、排便の回数のみで判断されるのではなく、排便困難感や残便感などがある場合も便秘症と考えることが一般的です。基本的には、これらの症状が3か月以上続いている場合に慢性便秘症と呼びます。
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