検査・診断
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)が疑われる場合、血液検査やピロリ菌検査を行います。骨髄検査は必須ではありませんが、白血病など血液のがんと区別が必要なときに行います。
血液検査
血液に含まれる細胞の数や形などを調べます。このとき、自身の血小板を攻撃するような免疫物質(自己抗体)の有無を調べることもあります。
骨髄検査
血液をつくる工場である骨の中の骨髄を一部とって検査します。
うつ伏せの姿勢で局所麻酔を行い、腰骨に針を刺して骨髄を吸引し、顕微鏡を使って骨髄の中で血小板を作る細胞である骨髄巨核球の数や形態をチェックします。また、血小板が減るようなほかの血液の病気がないかどうかも調べます。
ピロリ菌検査
尿素呼気試験や胃カメラなどにより、胃にピロリ菌が感染していないか調べます。
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