検査・診断
前置胎盤の診断は超音波断層法によって行われます。
超音波検査は、胎盤の位置や子宮の入り口を覆う範囲などを評価することができるため、診断だけではなく治療方針を決めるうえでも非常に役立つ検査です。ただし、胎盤の位置は妊娠週数が進み子宮が大きくなるにつれて徐々に高い位置に上がっていくこともあるため、前置胎盤と確定できるのは妊娠28週以降とされています。
そのほか、癒着胎盤の合併が疑われる場合は、胎盤の状態を詳しく評価するためにMRI検査を行うことがあります。また、大量の性器出血がみられるときは、貧血やDICの評価のために血液検査が行われます。
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