げんぱつせいあるどすてろんしょう

原発性アルドステロン症

最終更新日:
2024年10月28日
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2024/10/28
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

主な症状である高血圧には自覚症状があまりないため、健康診断などで高血圧を指摘され、原発性アルドステロン症を疑われることが一般的です。

原発性アルドステロン症が疑われた場合、まずは血液検査が行われます。その後アルドステロンの分泌の程度を確認するための検査(負荷試験)を行い、診断に至ります。より正確な診断や治療方法の決定のため、CT検査や副腎静脈サンプリング検査が検討されることもあります。

血液検査

血液検査では、血中のアルドステロンとレニンの量を測定します。原発性アルドステロン症の場合、アルドステロンの量は多く、レニンの量は少なくなることが特徴です。アルドステロンとレニンの比が一定の値を越えると、発症が疑われます。

負荷試験

薬剤などを投与しホルモンの反応をみることによって、原発性アルドステロン症の確定診断を行います。負荷試験にはいくつかの種類があり、入院するなどして専門の医療機関で行うことが一般的です。

CT検査

副腎腫瘍や過形成を確認するために行います。原発性アルドステロン症の原因を明らかにするために行われます。

副腎静脈サンプリング検査

左右の副腎静脈から血液を採取し、左右どちらの副腎からアルドステロンの過剰分泌が生じているのかを確認する検査です。左右両方で過剰分泌が起こっている場合を両側性、左右どちらか片方で過剰分泌が起こっている場合を片側性といいます。

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