治療
全身性強皮症で、皮膚硬化や間質性肺疾患など内臓の障害の進行が予測される場合は免疫抑制薬や抗線維化薬による治療を行います。なお、全身性強皮症ではステロイドの効果が乏しいとされています。
障害が生じた臓器には対症療法を行います。たとえば、レイノー現象や手指潰瘍には血管拡張薬を使用し、逆流性食道炎にはプロトンポンプ阻害薬、腎クリーゼにはアンジオテンシン変換酵素阻害薬などを使用します。
一方、限局性強皮症で皮膚硬化の進行がみられない場合には、治療を行わず経過観察となることもあります。ただし皮膚硬化が広がる場合は、その度合いに応じてステロイドや免疫抑制薬の外用薬(塗り薬)による治療、紫外線療法などの局所療法が検討されます。なお、炎症が強い場合や日常生活での障害が生じる恐れがある場合には、内服(飲み薬)のステロイド・免疫抑制薬による全身療法が検討されることもあります。
実績のある医師
周辺で強皮症の実績がある医師
強皮症・筋炎先進医療センター センター長、日本医科大学付属病院 リウマチ・膠原病内科 部長、日本医科大学 大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野 大学院教授
内科、血液内科、リウマチ科、外科、東洋医学科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科、ペインクリニック科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、消化器内科、肝臓内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、膠原病内科、脳神経内科、老年内科、内分泌外科、放射線治療科、頭頸部外科、精神神経科、総合診療科、病理診断科
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東京大学 医学系研究科皮膚科学 教授、 東京大学医学部附属病院 副院長
内科、アレルギー・リウマチ内科 、血液内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
東京都文京区本郷7丁目3-1
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」2番出口 都営地下鉄大江戸線も利用可(5番出口) 徒歩10分、東京メトロ千代田線「湯島」1番出口 徒歩15分
東京大学 大学院医学系研究科 皮膚科学 講師・診療副科長(外来医長)
内科、アレルギー・リウマチ内科 、血液内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、美容外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、矯正歯科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科
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明陽リウマチ膠原病クリニック 院長
内科、リウマチ科、腎臓内科
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