予防
月経困難症を予防するには、婦人科疾患を持っている場合、原因となる病気の治療を継続して行うことが大切です。
一方、機能性の場合ははっきりした原因が分からないことが多く、予防が困難なことも少なくありません。しかし、月経困難症のリスク因子として運動不足や喫煙などの生活習慣が挙げられているため、これらを見直すことで予防や改善を目指せる可能性があります。
いずれにせよ、初経年齢の低年齢化と少子化に伴い、女性の生涯月経回数は増える一方です。月経とうまく付き合っていく方法の1つとして、かかりつけの婦人科医を持つことはとても大事なことです。QOLの改善に低用量ピルは有効な治療法となります。
「月経困難症」を登録すると、新着の情報をお知らせします
「月経困難症」に関連する記事
- 月経困難症とは ~症状は生理痛だけではない? PMSとの違いや原因・治療法も解説~山王病院(東京都) 名誉病院長堤 治 先生
- 月経困難症はどのように治療するの? ~効果のある薬の種類や手術が選択される場合とは~山王病院(東京都) 名誉病院長堤 治 先生
- 月経困難症の原因とは? ~だんだん重くなる場合は子宮の病気が隠れていることも~山王病院(東京都) 名誉病院長堤 治 先生
- 月経困難症に対するピル治療の効果 ~痛みは抑えられる? 太ったり妊娠しづらくなったりしないの?~山王病院(東京都) 名誉病院長堤 治 先生
- 月経困難症とPMSは何が違うの? 生理前や生理中に感じるイライラなどの原因を解説山王病院 リプロダクション・婦人科内視鏡...久須美 真紀 先生