予防
漏斗胸の発症メカニズムは遺伝によるものが多いといわれています。このため、遺伝子治療を待つ以外に現在できる方法はなく、予防法も確立していません(2021年5月時点)。しかし、成長とともに症状が進行していくことも多いため、胸のへこみに気付いたらできるだけ早めに病院を受診することが大切です。乳幼児期からのタスキをすることで姿勢を正し、猫背を改善して悪化を防ぐ方法などが行われます。
漏斗胸は“いびき”をかきやすい小児に発症しやすいことも分かっており、扁桃肥大やアデノイドが大きい小児はそれらの治療をすると漏斗胸を改善できる可能性があるとされています。
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