原因
低血圧の原因となる病気は、下記のように多岐にわたります。
循環器疾患
心臓の収縮力が低下する心筋梗塞や心筋症、脈が遅くなったり早くなったりする不整脈などによって低血圧が起こります。
循環血液量の減少
脱水や出血、貧血など全身を循環する血液量の減少によって血圧が低下します。
内分泌疾患
アジソン病などの副腎疾患、甲状腺機能低下症、下垂体機能の低下など血圧を調整するホルモンの異常により血圧低下をきたします。
神経疾患
多発性硬化症、パーキンソン症候群、脊髄空洞症、脳腫瘍、脊髄損傷、糖尿病性神経症などの神経疾患では自律神経による血圧の調節の異常をきたすため低血圧が起こります。
感染症・中毒
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