たいじきのうふぜん

胎児機能不全

同義語
NRFS
俗称/その他
胎児ジストレス
監修:

原因

胎児機能不全とは、妊娠中や出産中の検査で胎児に何らかの異常がみられ、胎児が安全と言い切れない状態を指します。

原因は母体と胎児のいずれにも生じ得ます。具体的には、妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病、過期妊娠など母体の異常による母体因子、胎児発育不全、双胎間輸血症候群など胎児の異常による胎児因子が挙げられます。

そのほか、妊娠や出産に重要となる胎盤、臍帯(さいたい)(へその緒)、子宮の異常も胎児機能不全の原因となります。具体的には、絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)、胎盤機能不全などの胎盤因子、臍帯脱出、臍帯圧迫などの胎盤因子、過強陣痛子宮破裂などの子宮因子が挙げられます。

最終更新日:
2023年12月28日
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2023/12/28
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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