症状
骨軟部腫瘍の主な自覚症状は腫瘤(しこり)と痛みで、骨腫瘍と軟部腫瘍でそれぞれ特徴が異なります。
骨腫瘍の主な症状
体の骨の一部に硬いしこりを触るものの特に痛みなどは感じないもの(骨軟骨腫など)から、腫瘍による骨の破壊のため、運動時や荷重時に病変部に痛みを感じるもの(骨嚢腫、骨肉腫など)まで、発生部位や腫瘍の性質によってさまざまな症状が現れます。
腫瘍が関節の近くに発生した場合、関節がうまく曲がらなくなり気が付くこともあります。特に骨の破壊を生じる腫瘍では、進行するとちょっとした負荷(起立、歩行など)で骨が折れる(病的骨折)こともあるため注意が必要です。
軟部腫瘍の主な症状
太ももや上腕、指などに痛みのないしこりが生じ、徐々に大きくなることが一般的です。大きさは、1cm以下の小さなものからボールほどの大きなものまでさまざまです。悪性軟部腫瘍が大きくなると、腫れた部分に温かさを感じたり表面に血管が浮き出てきたりします。
神経鞘腫という神経に生じる良性腫瘍では、腫瘍部を叩くとビリッとした痛みを感じることもあります。
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