予防
2型糖尿病の予防
2型糖尿病の予防と早期発見のためには、定期的な健康診断や特定健康診査(メタボ健診)を受けることが大切です。健診で血糖値が高い、肥満、高血圧、脂質異常などを指摘された場合は、早めに医療機関へ相談し、食事、運動、禁煙、適正な飲酒、十分な睡眠など生活習慣の改善に取り組みましょう。
合併症の予防
糖尿病と診断された後は、定期的に通院し、血糖値だけでなく血圧、脂質、体重、腎機能なども確認することが重要です。また、自覚症状がなくても定期的に眼科を受診し、尿検査や腎機能検査、足の観察・フットケア、歯科受診などを行うことで、合併症の早期発見と進行予防につながります11)。
治療によって血糖値や体重が改善した場合には、医師の判断で薬を減らしたり中止したりできることがあります。しかし、自己判断で減薬・休薬すると血糖値が急激に上昇する危険があります。薬の副作用や通院の負担などで治療継続が難しい場合は、薬の変更や公的制度の利用を含め、医師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどに相談しましょう。
参考文献
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第2章(pp.27-35),第5章(pp.85-114),第6章(pp.115-134)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第20章(pp.447-465)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第1章(pp.5-26)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第2章(pp.27-35)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第19章(pp.419-446)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.運動療法関連項目
- 坊内良太郎ほか.2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版).糖尿病.2023.66巻.10号.pp.715-733
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第5章(pp.85-114)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第5章の薬剤分類・作用に基づく(pp.85-99)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第6章(pp.115-134)
- 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024.南江堂.2024.第2章(pp.27-35),第7~10章(pp.135-219)
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