インタビュー

脳動静脈奇形(AVM)の治療ー画像で見る実際の症例とは

脳動静脈奇形(AVM)の治療ー画像で見る実際の症例とは
寺田 友昭 先生

昭和大学藤が丘病院脳神経外科 教授

寺田 友昭 先生

大きなものや深部に存在する脳動静脈奇形は、治療困難な病気ですが適切に治療を行えば後遺症を出さずに根治できる病気です。脳動静脈奇形の実際の症例とその治療法を昭和大学藤が丘病院寺田友昭先生にうかがいます。

脳動静脈奇形(AVM)が完治したといえる症例 : 31歳 女性

赤い囲み部分が出血したAVM。矢印(黄色点線)の向きにマイクロカテーテルを入れてNBCAとオイドラギット(Onyx類似の薬剤)を注入する(写真:寺田先生ご提供)
治療後AVMが消失している(写真:寺田先生ご提供)

発見の経緯・実際に行ったこと

第一子出産から1ヶ月後に小脳のAVMの破裂により突然の激しい頭痛めまいが起こり受診しました。マイクロカテーテルを流入動脈(ナイダスへ入る動脈)の末梢まで挿入し、NBCAとオイドラギット(Onyx類似の薬剤)を注入しAVMを完全に閉塞しました。その後再発なく7年が経過しています。

子どもの脳動静脈奇形(AVM)の症例 : 13歳 男性

赤い囲み部分が出血したAVM(写真:寺田先生ご提供)
3回目のOnyx注入時の状態で描出されるAVMはかなり小さくなっている(写真:寺田先生ご提供)
ガンマナイフを行ってから1年後の状態。AVMはほぼ消失している(写真:寺田先生ご提供)

発見の経緯・実際に行ったこと

脳梁の大きなAVMが破裂し紹介入院となりました。3~4ヶ月ごとに3回に分けてOnyxを注入しAVMが小さくなった時点でガンマナイフの照射を行い、AVMはほぼ消失しました。現在、後遺症は全くありません。

 

  • 昭和大学藤が丘病院脳神経外科 教授

    寺田 友昭 先生の所属医療機関

    昭和大学藤が丘病院

    • 内科血液内科外科精神科神経内科脳神経外科呼吸器外科消化器外科腎臓内科心臓血管外科小児科小児外科整形外科形成外科皮膚科泌尿器科産婦人科眼科耳鼻咽喉科リハビリテーション科放射線科歯科歯科口腔外科麻酔科乳腺外科呼吸器内科循環器内科消化器内科
    • 神奈川県横浜市青葉区藤が丘1丁目30
    • 東急田園都市線「藤が丘駅」 徒歩3分
    • 045-971-1151
    S150x150 101004fb eef1 4690 8170 4e4ee7532dd2

    「脳動静脈奇形」を登録すると、新着の情報をお知らせします

    処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください