検査・診断
ネフローゼ症候群が疑われる場合、まずは尿検査と血液検査の数値を確認し、ともに以下で述べる数値の両方に該当する場合にはネフローゼ症候群と診断されます。そのほか、むくみや高コレステロール血症の有無などを確認し、診断の補助に役立てます。
- 尿検査……尿タンパクを確認し、1日3.5g以上の場合
- 血液検査……血液中のアルブミン濃度を確認し、3.0g/dL以下の場合
- その他……ネフローゼ症候群の原因を探るため、超音波検査や腎生検が行われることもあります。腎生検は1週間ほどの入院が必要で、腎臓の状態が悪い人には行えない可能性があります。
医師の方へ
ネフローゼ症候群について
ネフローゼ症候群の概要、診断方針、治療方針をまとめて確認することができます。
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