症状
ファンコニ貧血では、血小板や赤血球、白血球が減少し、鼻血や皮下出血、倦怠感やめまいなどの貧血症状、感染症にかかりやすい、といった症状が現れます。
また、がんなどにかかりやすくなります。白血病の前段階である骨髄異形成症候群や白血病を発症することがあり、年齢を経るにつれて症状が進行します。血液系以外にも、特に20代以降では、舌がん、咽頭がん、食道がんなどを発症することがあります。
その他、皮膚の色素異常(カフェオレ斑や白斑など)、低身長、耳・眼・手の親指や骨格の異常がみられることがあります。泌尿器系、消化器系、心臓などの内臓に異常を認めたり、水頭症や小頭症などがみられたりすることもあります。
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