りんぱふしゅ

リンパ浮腫

監修:

予防

予防的治療や完治を目指した早期診断・早期治療などさまざまな研究が行われていますが、現時点では予防する方法は確立していません。日本では多くの場合ががん治療後の続発性リンパ浮腫のため、がん治療(特に広範囲のリンパ節を取る、またはリンパ節への放射線治療などのリンパ浮腫発症リスクが高いがん治療)を受けた後には、リンパ浮腫に注意して生活することが望まれます。蜂窩織炎により急激にリンパ浮腫を発症・悪化することが知られているため、がんの治療後はけがや虫刺されに注意しましょう。

乳がん治療後は同じ側の上肢、子宮がん卵巣がんなどの骨盤内の悪性腫瘍もしくは皮膚がんなどで鼠径(そけい)リンパ節が取られた場合は下肢・陰部にむくみがないか注意し、むくみを感じた場合は医師に相談するとよいでしょう。

最終更新日:
2023年06月30日
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2023/06/30
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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