かれいおうはんへんせい

加齢黄斑変性

同義語
加齢黄斑変性症
最終更新日:
2022年11月29日
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2022/11/29
更新しました
2017/04/25
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原因

加齢黄斑変性はその名のとおり、主に加齢によって引き起こされる病気です。加齢のほかにも、紫外線、喫煙、遺伝、生活習慣などが原因になることがあります。

老化によって黄斑部から老廃物を取り除くはたらきが衰え、老廃物が沈着することで網膜組織が障害されると考えられています。

黄斑は網膜の中心にあり、視細胞が多く集まっている部位で、ものを見るために特に重要な部位であるといわれています。色を識別したり、細かいものを見たりするのに重要な機能を担っており、黄斑が傷害されると大雑把には見えているのに細かいものが識別できないといった現象が起こることがあります。

加齢黄斑変性には大きく2つのタイプがあり、実際にどのような異変が生じているかはそれぞれのタイプで異なります。

萎縮型加齢黄斑変性

加齢に伴って黄斑の組織が萎縮していくタイプです。進行がゆっくりで、徐々に視力が低下します。

滲出型加齢黄斑変性

網膜のすぐ下に新生血管と呼ばれる新しい血管ができ、黄斑を障害するタイプです。進行が早く、強い出血のために突然失明することもあります。

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