症状
非アルコール性脂肪性肝炎は、自覚症状に乏しいことが特徴的です。特に病初期の段階では全くといってよいほど症状はなく、健康診断やその他の理由で診察を受けるなかで指摘されることもあります。
進行すると、肝炎、肝硬変、肝がんなどを発症する可能性があります。病状の進行とともに、疲れやすい、だるい、といった症状や、右上腹部の痛み、腹部膨満、黄疸などが出現することがあります。
その他にもホルモンバランスの影響から、くも状血管腫と呼ばれる皮膚病変が生じたり、男性であれば乳房が腫れたりすることもあります。また、肝硬変に関連して食道静脈瘤が形成されることがあり、吐血を来すこともあります。
医師の方へ
非アルコール性脂肪性肝炎について
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