国立がん研究センター がん対策情報センターがん臨床情報部部長
日本内科学会 認定内科医
臨床医になるため医学部に入学。卒業後、研修中に黎明期のEBMに出会ったことで、正しい医療とは何かということに疑問をもち臨床研究を学ぶために渡米を決意。誤解により、実際には臨床研究ではなく“医療の質”の研究者が集まるヘルスサービス研究のプログラムに参加するが、研究手法に共通部分が多く留学の動機ともより一致していたため、アメリカでヘルスサービスを学ぶ。がん対策基本法の施行と時期を同じくして国立がんセンターに勤務し、以来がん医療をよくするための研究とがん対策実務の有機的な融合を目指し、尽力している。
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国立がん研究センター中央病院
1997年 東京大学医学部医学科卒業
1997年 聖路加国際病院内科研修
2000年 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校総合内科ヘルスサービス部門客員研究員
2005年 同・公衆衛生大学院ヘルスサービス部門博士課程修了
2005年 京都大学医学研究科医療疫学分野特任助手
2007年 国立がんセンターがん予防・検診研究センター研究員
2009年 東京大学医学系研究科公衆衛生学准教授
2013年 国立がん研究センターがん対策情報センターがん政策科学研究部長(2016年改称によりがん臨床情報部部長)
2017年 国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録センターセンター長
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杉原健一編、東 尚弘著、石黒めぐみ著、大腸癌診療Q&A―これだけは知っておきたいエビデンス、医薬ジャーナル、大阪、2008
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