国立大学法人 北海道大学病院

国立大学法人 北海道大学病院で取り扱った症例

この病院で治療をした実際の症例について、医師のインタビューを元に作成しています。

  • 70歳代女性の肺がん

    • 肺がん

    こちらの患者さんはもともと慢性胃炎や不眠の症状で近隣の内科を受診していたそうです。ある時から呼吸困難や血痰の症状がみられるようになり、X線やCTを撮影したところ肺がんが疑われ、当院にいらっしゃいました。受診された当初から呼吸の状態が悪く、調べてみると右の気管支がかなり狭窄(きょうさく)していました。右の肺は左の肺と比較すると心臓がない分大きく、右の肺の機能が落ちることは命に関わる可能性もあります。そこで当院ではすぐに呼吸器インターベンション治療を行い、右の気管支を広げて狭窄を防ぐためのステントを留置しました。 呼吸器インターベンションにより薬物治療・放射線治療が可能になった その後の診断で、こちらの患者さんは肺の扁平上皮がんであることが分かりました。呼吸器インターベンション治療を行うことによって呼吸の状態が改善されたため、ステントを入れた状態のまま抗がん剤による薬物治療や放射線治療を開始し、その後免疫治療を開始しました。免疫治療によってがんがかなり小さくなってきているため、今後様子を見てステントを抜去することを予定しています。こちらの患者さんのように治療初期から呼吸器インターベンション治療を行う方は比較的珍しいのですが、呼吸器インターベンションによって全身状態がよくなると、治療の選択肢が広がるケースもあります。

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  • 50歳代男性ステージ2の肝細胞がん

    • 肝細胞がん

    こちらの患者さんはもともと糖尿病や高血圧症でほかの病院に通院していました。BMI27.2とやや肥満体型ではあったものの健康状態に問題はなく肝機能も正常な方でしたが、念のため受けたエコー検査で肝臓に3cmの腫瘍(しゅよう)が見つかり、当院に紹介されてきました。糖尿病などの基礎疾患はありましたが体の状態はお元気だったため、当院では肝臓の全区域切除を行い、肝臓のおよそ1/4を切除しました。ステージ2で術後の化学療法などは行っていませんが、今のところ術後半年以上経過しても再発はなく、定期的な通院を続けながらお仕事に復帰されて、元気に生活していらっしゃいます。 糖尿病・肥満・高血圧症のある方は定期的なエコー検査が大切 近年はウイルス性肝炎によらない肝細胞がん“非ウイルス性肝細胞がん”の患者さんが増えてきています。肝炎にかかっている方はもともと肝細胞がんのリスクが高いことが分かっているためエコー検査など定期的な肝臓の画像検査を行う方が多いのですが、非ウイルス性肝細胞がんの多くは糖尿病・肥満・高血圧症などよりありふれた病気を持つ方が多く、定期的な検査をしている方は少ないといえます。また肝細胞がんは症状が現れにくいことからも、症状を理由に病院を受診することはごくまれで、早期発見が難しい傾向にあります。 こちらの患者さんの場合には、糖尿病や高血圧症で受診していた病院の医師がたまたまエコー検査を行ったことにより、幸い早期で発見することができました。糖尿病や肥満、高血圧症などの患者さんは、できる限り定期的にエコー検査を受けるなど、肝細胞がんの検査を受けてほしいと思います。

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  • 40歳代女性の転移性肝がん

    • 肝細胞がん

    こちらの患者さんはもともとS状結腸がんでほかの病院を受診し、手術を受けていました。その後肝臓に複数の転移が見つかったものの、同院の内科の医師から切除不能と判断され、薬物治療を受けていたそうです。薬物治療は一時的には効果を示すものの、また悪化してしまい、トータルで3剤の治療薬を使用しましたが改善には至らず、最終的に緩和ケアをすすめられたといいます。「ほかに選択肢はないのか」と疑問に思った患者さんは、セカンドオピニオンを受けるために北海道からはるばる福岡の病院に足を運んだそうです。そこで出会った医師がたまたま私の知り合いで「北大病院なら手術してくれるはず」と紹介してくださり、当院を受診することになりました。 肝臓だけでなく肺にも転移があったが無事手術で切除 転移した肝臓の腫瘍を診てみると、腫瘍の数はやや多いものの切除可能と考えられたため、当院では手術を行うことに決定しました。しかし、手術の直前になって肝臓だけでなく肺にも1cm程度の転移があることが判明しました。そこで呼吸器外科の医師とも相談し、肝臓の手術を行った後に肺の手術も連続して行うことになりました。こちらの患者さんの場合、幸い肝臓も肺も手術でうまく腫瘍を取りきることができ、術後化学療法から1年以上が経過しますが、今のところ再発はなく、元気に生活されています。 肝臓に生じたがんの治療方針を決める際は、外科、内科、放射線治療科などさまざまな診療科の観点から考えることがとても大切です。時にはいくつかの治療を組み合わせることでより効果的な治療が行える可能性もあります。転移性肝がんも以前は腫瘍の個数によって切除の可否が決まっていましたが、今は個数に関係なく手術が行える可能性もあります。そのため、さまざまな診療科の連携体制のある病院で治療を受けることが大切です。

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  • 70歳代ステージIIIC2期の子宮体がん

    • 子宮がん

    こちらの患者さんは診断時進行した子宮体がんで、リンパ節転移が多発している状態でした。骨盤内リンパ節に4か所、傍大動脈リンパ節に3か所の転移がありましたが、手術で無事に取り切ることができました。 このように多発リンパ節転移のみられる子宮体がんでは、手術治療の後に再発を予防するため、抗がん剤による化学療法を追加で行うことが一般的です。しかし、こちらの患者さんは住んでいるところが当院から離れていること、年齢的な理由などから「抗がん剤治療はしたくない」とおっしゃったため、私たちも無理にすすめることができず、追加の化学療法を行わないことになりました。 患者さんが化学療法を拒否したものの10年以上再発はなし リンパ節転移がありながら術後の化学療法を行わなかったため、患者さんだけでなく私たちも再発について非常に心配していたのですが、こちらの患者さんの場合には術後10年経過しても再発することはありませんでした。こちらの患者さんの結果から、手術でしっかりがんを取りきることができれば、たとえステージIIIであっても再発しないこともあることを学びました。

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  • 30歳代ステージIIB期の子宮頸がん

    • 子宮がん

    こちらの患者さんは診断時ステージIIB期の子宮頸(しきゅうけい)がんで、術前に化学療法を行った後、広汎子宮全摘出術を行いました。幸い手術は成功し一度は寛解となったものの、およそ7年後に再発してしまい、再び治療が必要になりました。2度目の手術はリスクも高く、体の負担も大きいため、当院では放射線治療を行うことになりました。 治療から5年以上の長期的なフォローアップが大切 こちらの患者さんの場合、幸い放射線治療が効果を示し、最初の診断から10年以上経過しますが、元気に生活されています。がん治療後のフォローアップ期間は5年で打ち切りになる医療機関も少なくありません。しかし子宮頸がんの場合、こちらの患者さんのように治療から5~10年以上経過してから再発する可能性もあるため、長期的にフォローアップすることが非常に大切です。当院は患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら、長期的に通っていただき、経過を見ることを大切にしています。

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  • 60歳代ステージIB期の子宮肉腫

    • 子宮がん

    こちらの患者さんは“子宮平滑筋肉腫”といって、比較的まれながんの患者さんでした。もともとほかの医療機関で治療を受けていた患者さんですが、手術治療で子宮を摘出した後も再発が多く、薬物治療をしても思ったように効かないなど、いわゆる治療抵抗性があり、なすすべがないために当院にいらっしゃいました。来院当時は肝臓に転移が生じていたのですが、外科の医師とも話し合い、手術を行うことになりました。 2回の手術の後、再発がなくなる 手術によって肝臓に転移したがんはしっかり取り切れたものの、次は肺に転移が生じました。そこで、今度は肺に対しても胸腔鏡下手術を行いました。「このままあらゆる臓器に転移するのではないか」と心配していたものの、術後は途端に転移がなくなり、2年近く無再発で過ごしていらっしゃいます。当院にいらしてからは化学療法も放射線治療もしていないため、手術治療だけでここまでよい経過をたどっていることに患者さんはもちろん、私たちも非常に驚きました。 こちらの患者さんの場合は肉腫という比較的まれながんだったため、当院のさまざまな診療科を集めてカンファレンスを行ったことで適切な治療方法が選択できたと思っています。また手術治療という局所療法をしっかり丁寧にやっていくことによって、がんをコントロールできる例もあるという学びにもなりました。

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  • 50歳代男性ステージIVbの肺がん

    • 肺がん

    こちらの患者さんは頭痛や吐き気、性格の変化などをきっかけに近隣の脳外科を受診したところ、頭に大きな腫瘍(しゅよう)が見つかり、当院に紹介されてきました。最初は当院の脳神経外科を受診され手術を受けたのですが、その後詳しく検査を進めたところ肺がんであることが判明し、最初に見つかった頭の腫瘍は肺がんの脳転移であることが分かりました。手術後も取り切れなかった頭の腫瘍は大きくなり、放射線治療や2度目の脳外科の手術を受けるなど不安定な状態が続きました。しかし採取した腫瘍を調べていくとがんの表面にPD-L1と呼ばれるタンパク質が存在していることが分かり、肺がんの免疫治療薬が効く可能性があると考えられたため、当科で免疫治療を行うことになりました。 免疫治療によって肺がん、脳転移が小さくなった こちらの患者さんの場合は免疫治療が大変よく効き、頭の腫瘍も小さくなったほか、今のところ肺のがんも大きく進行せずに経過しています。もともと肉体労働をしている方で、頭の手術を行った後は寝たきりに近い状態まで体の状態が悪化した時期もありましたが、現在では免疫治療を継続しながら、もとの肉体労働をこなせるほどお元気になられています。免疫治療が行われるようになってから、こちらの患者さんのようにがんの根治は難しくても、治療を継続しながらがんと共に生活できる方が増えてきています。

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  • 60歳代女性ステージIIaの膵臓がん

    • 膵臓がん

    こちらの患者さんは膵臓がんと診断される前の検査や、診断後の黄疸(おうだん)の症状を取る処置などによって膵炎(すいえん)を引き起こしてしまい、通常であれば手術ができる状態であったにもかかわらず、手術ができなくなってしまいました。どのような治療を受けるか患者さん自身も悩んでいる様子でしたが、いろいろと調べていくなかで重粒子線治療という治療方法があることを知り、私たちのアドバイスもあって最終的に他施設で重粒子線治療を受けることになりました。 手術をしない患者さんに対してもフォローアップを実施 当院では、患者さんが重粒子線治療を受ける前後のサポートを徹底して行いました。治療前は重粒子線治療の準備として、黄疸を取り除くために胆管に入れていたステント(筒状の器具)を金属からプラスチックへ変更し、術後は当院で抗がん剤による補助療法を受けていただいています。このように外科の医師が手術をしない患者さんを長く診ていると驚かれることもありますが、私たちはどんな状況でも患者さんを最後までしっかり診ることを大切にしています。こちらの患者さんの場合、幸い重粒子線治療によってがんは快方に向かっており、臓器を切除していないこともあってお元気に生活されています。当院では今後も患者さんのフォローアップを行っていく予定です。

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  • 50歳代男性ステージIIIの膵臓がん

    • 膵臓がん

    こちらの患者さんは、ほかの医療施設で膵臓(すいぞう)がんと診断されたものの、血管にも浸潤していたため手術は困難と判断され、当院にいらっしゃいました。最初は紹介のあった病院と協力して化学療法を半年ほど行って様子を見ていたのですが、時間が経っても遠隔転移をする様子がなかったため手術治療ができると判断し、血管合併切除再建術を行うことになりました。このように、もともと切除不能だったがんを化学療法などによって小さくしてから行う手術治療を“コンバージョン・サージェリー”といいます。 術前化学療法・放射線治療によって手術可能になった こちらの患者さんは手術で確実にがんを取りきるために、術前化学療法に加え術前の放射線治療も行い、がんを小さくすることを目指しました。また、術後は体力が大きく低下することが予想されたので、術前に栄養指導を行うなど体力をつけるための工夫を行いました。手術は膵臓の切除に加え2本の血管をつなぎ替える大規模なものになりましたが、無事に成功しました。直後は一時的に食事ができなくなるなど体力の低下がみられましたが、退院後は食事もできるようになり、現在は地元の医療機関で術後補助療法を行っています。治療開始から社会復帰までに半年程度かかりましたが、無事に再発もなく元気で過ごしていらっしゃいます。

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  • 40歳代女性ステージIVの上顎洞がん

    • 上顎洞がん
    • 頭頸部がん

    患者さんはステージIVの進行した上顎洞がんで、通常であれば上顎を全摘する手術が必要な状態でした。しかし自分の顔が変わってしまうことを恐れ、医師に手術の話をさせてくれないほど手術治療を嫌がっており、とても手術を提案できる様子ではありませんでした。 そこで当院では、がんに栄養を送っている動脈に直接抗がん剤を注入する超選択的動注化学療法と放射線治療の併用療法による治療を提案しました。 超選択的動注化学療法と放射線治療の併用療法によってがんが完全寛解 超選択的動注化学療法と放射線治療の併用療法では、抗がん剤“シスプラチン”とともにチオ硫酸ナトリウムという薬剤を注入します。これによって抗がん剤による副作用を小さくすることができ、従来より高い頻度で抗がん剤治療を行えます。また、放射線治療も併せて行うことでがんの根治性がより高まります。 患者さんは、この治療によってがんを寛解することができ、手術のような機能や整容の変化もなく、現在もお元気に過ごされています。

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  • 小児の悪性腫瘍

    • 頭頸部がん
    • 横紋筋肉腫

    ごく珍しいことではありますが、まれに小児の頭頸部の悪性腫瘍(あくせいしゅよう)の患者さんがいらっしゃることもあります。 この患者さんはほかの医療機関で肉腫が疑われ、当院の陽子線治療の相談にいらっしゃり、当院のキャンサーボードで話し合いをした結果、念のため再検査を行うことになりました。 再検査の結果、横紋筋肉腫と診断 再検査を行ったところ、横紋筋肉腫という悪性腫瘍であることが分かり、抗がん剤治療と陽子線治療を実施することになりました。 このように小児の悪性腫瘍は診断が非常に難しいため、当院のようにキャンサーボードなどのカンファレンスでさまざまな専門家が相談しながら集学的治療を行う体制は非常に大切です。 小児の悪性腫瘍の患者さんがいらしたときは、通常の頭頸部がんのキャンサーボードのメンバーに加え、小児科の医師も参加して意見交換を行っています。

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  • 30歳代女性の白血病

    豊嶋 崇徳 先生
    • 白血病

    これは、私が北海道大学病院に着任したばかりの話です。こちらの患者さんは白血病で、第一選択である化学療法を行った後に再発。その後、骨髄(こつずい)バンクや臍帯血(さいたいけつ)バンクを利用して2回ほど造血幹細胞移植を行いましたが、繰り返し再発してしまい、なすすべがない状態でした。 しかし、患者さんは30歳代ということで体力もあり、体は元気でした。私たちは「なんとかしたい」という思いから、当時はまだ承認されていなかったHLA半合致移植を行うことを提案。本人やご家族もそれに応じたため、当院で初めてのHLA半合致移植を行うことになりました。 10年近くたった今でも再発なし HLA半合致移植は、骨髄の血液型であるHLAが半分合致していれば移植を受けられます。HLAはそもそも両親から半分ずつ受け継ぐものなので、こちらの患者さんの場合はご本人のお父さんがドナーとなって移植を行うことになりました。 私たちとしても初めてのHLA半合致移植であり、うまくいくか不安なところはありました。しかし無事に移植が完了し、10年近く経過した今でも再発なく元気に過ごされています。この治療をしなければ命がなかったと思うと感慨深いものがあります。この患者さんの治療をきっかけに、HLA半合致移植の臨床研究をオールジャパンで実施し、その結果、認可されるに至りました。

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  • 40歳代女性の悪性リンパ腫

    豊嶋 崇徳 先生
    • 悪性リンパ腫

    こちらの患者さんは40歳代で悪性リンパ腫にかかり、さまざまな治療を行いましたが再発を繰り返し、診察室で号泣されました。当時、私たちは自分の細胞を採取し、遺伝子組み換えを行い戻すことによって免疫力を高める治療方法“CAR-T療法”の治験を開始したばかりだったので、もう治療の選択肢がないこちらの患者さんにも「1つでも治療の選択肢を増やしたい」という思いで、CAR-T療法をすすめ、行うことになりました。 副作用も少なく寛解 こちらの患者さんの場合、幸いCAR-T療法がよく効き、1回の治療で悪性リンパ腫が寛解しました。その後6年以上経過しますが、現在のところ再発していません。この治療方法がなければ、もう治療の選択肢がないという状態だったことを考えると、「治験を受けてもらえてよかった」と心から思います。 CAR-T療法では治療の前後に抗がん剤を使用することもないため、こちらの患者さんの場合も髪が抜けるなどの副作用も少なく退院することができました。退院後も元気にお仕事をされています。

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  • 70歳代の男性

    • 肺がん

    手術の進歩は日進月歩です。がんが広がっていたり合併症があったり、あるいはご年齢や体力的な面からこれまでは手術ができなかったりした方も、いつかは肺がんの手術の適応になる日が来るかもしれません。 これから紹介するのは、今までは難しかった手術に成功した例です。 肺の血管に食い込むステージIIIのがんに対する手術 この患者さんは、心臓から左の肺へ向かう動脈の付け根に広範囲に食い込む形でがんができてしまっていました。 通常このケースでは左の肺を大量に摘出する必要がありますが、肺を多く摘出してしまうと肺・呼吸機能に影響があります。また、この患者さんの場合は体力面から次に予定している治療に耐えられなくなってしまう可能性があったため、なるべく小さな範囲で切除することを方針としました。 そこでがんができた血管を切除した後にご自身の心膜を使って血管をつなぎ直す血管形成術を行い、結果として肺の左下葉(左の肺の下半分に相当する部分)を温存することができました。その後は抗がん剤治療、免疫チェックポイント阻害剤による治療も行い、手術から3年半経過した現在も、この方は再発もなく元気に生活を送られています。 当院では今後も新たな手術方法の開発に熱心に取り組み、手術の適応を広げていきたいと考えています。

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よかったレポート

実際にこの病院で治療を受けたユーザーが病院で体験した「よかった」ことのレポートです。
※メディカルノートの「よかったレポートガイドライン」に則り審査しております。

  • その他の診療科を受診した治療体験者

    初回のクリニックから紹介を頂き受診、各種検査を受けた診断結果は初期の乳癌でした。主人に同席してもらい結果を聞きましたが、不安で居る中その時の状態がどんな具合だったのか素人にも判りやすく丁寧に説明して頂き、安心して手術に踏み切る事が出来ました。
    術後のケアも万全でマメに病室を訪ねて下さり、先生も看護師の方もどんな細かい事にも適格に答えて下さいました。
    病院側からは沢山居る患者の一人でも患者にとっては病気と云う不安を抱えている中、信頼出来る病院・医師・看護師と出会えるかがその後を左右する要因にもなります。
    例え初期でも乳癌と云う病気に掛かった事は僅かでもリスクを背負う事になりますが、今回確信をもって信頼出来る医師・看護師の方に出会えた事が病気に立ち向かう勇気を与えてくれました。

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