すねが痛い:医師が考える原因と受診の目安|症状辞典

すねが痛い

受診の目安

夜間・休日を問わず受診

急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。

  • 強くぶつけたなど、きっかけがはっきりしていて痛みが強い
  • 歩くことができないほど痛む

診療時間内に受診

翌日〜近日中の受診を検討しましょう。

  • 歩行に支障が出ている
  • しびれがある
  • 痛めた覚えはないが、走ったりジャンプしたりするスポーツの習慣がある
  • 日常生活に支障はないが、痛みが慢性化している

場合によって受診を検討

気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。

  • 痛みが短期間で、その後繰り返さない
[医師監修] メディカルノート編集部

[医師監修] メディカルノート編集部

目次
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  1. すねが痛いときに考えられる病気
    1. 受診目安とポイント

すねとはひざからくるぶしまでの足の前側をさしますが、普段あまり痛むことがない場所だけに、痛みを感じた時には不安になりやすいのではないでしょうか。

  • スポーツをしているとすねの痛みが現れてくる
  • 何も心当たりがないのにすねが痛む
  • すねの痛みによって歩きにくい、走れない

このような症状が見られた場合、原因にはどのようなことが考えられるでしょうか。

すねの痛みの原因となる病気には、主に以下のようなものが挙げられます。

脛骨(けいこつ)疲労骨折

脛骨疲労骨折とは、脛骨に繰り返し負荷や疲労が加わることによって起きる骨折です。なお、脛骨とはすねの部分にある骨のことです。主な症状は痛みですが、骨折してから痛みを感じることもあれば、骨折前の骨に負荷や疲労がたまる過程で痛みを感じることもあります。

疲労骨折
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シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは、スポーツなどが原因ですねの部分にある骨膜に炎症が起きる病気です。主な症状は運動時の痛みで、すねの内側に痛みを感じるでしょう。治療せずに痛みを我慢し続けると、慢性化することもあります。

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)

閉塞性動脈硬化症とは、足の血管の動脈が狭くなったりふさがったりした結果、血液の流れが悪くなる病気です。主な症状は、しびれや冷感から始まり、歩行障害、安静時の痛み、皮膚の壊死へと進みます。歩行障害では、しばらく歩くと痛くなり、休むとまた痛みが出て歩けなくなります。また、狭心症や脳梗塞を合併することもあります。

閉塞性動脈硬化症
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狭心症
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脳梗塞
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腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

腰部脊柱管狭窄症とは、腰の部分の背骨の中にある脊柱管が加齢などの原因によって狭くなり、神経や血管を圧迫する病気です。主な症状は、足や腰の痛み、しびれ、歩行障害などですが、脊柱管が狭くなる場所によって症状の出方が異なります。最初は片足のみに症状が出て、次第に両足へと広がっていく場合もあります。

腰部脊柱管狭窄症
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すねの痛みが長引く場合や、歩きにくい、しびれなどの症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。原因によっては別の科目への受診が必要となることもありますが、まずは整形外科への受診で良いでしょう。

受診の際には、いつからすねが痛むのか、どういう動作をした時に痛みが出るのか、痛み以外の症状などについて医師に伝えると良いでしょう。