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知的障害
知的障害とは、「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」と定義されています。知的機能の水準は、知能指...
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知的障害ちてきしょうがい

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

知的障害とは、「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」と定義されています。知的機能の水準は、知能指数(いわゆるIQ)を基準に測定されます。知的障害ではIQ70がひとつの判断基準です。

知的障害では、基本的には個々の状態に合わせた療育(障害による不自由を減らすトレーニング)が必要となります。また、知的障害者支援施設、療育手帳、障害基礎年金などの公的なサポートを利用したり、公的な機関に相談したりすることが大切です。

原因

知的障害は、染色体異常、母体内感染症、代謝疾患などが原因で起こることがあります。知的障害を引き起こす代表的な原因は以下のとおりです。

  • 遺伝子異常:ダウン症候群や脆弱X症候群など染色体異常に関連したもの、フェニルケトン尿症などの代謝性疾患
  • 妊娠中の問題:妊娠中にかかった風疹や梅毒による「TORCH症候群」、妊娠中に摂取したアルコールや薬物
  • 出産時期の問題:新生児化死による脳への低酸素
  • 出生後に生じた健康障害:鉛や水銀にさらされて起こる健康障害 など

しかし、詳細な検査を行っても原因が特定できないことも少なくありません。

症状

知的障害では、知的発達の遅れが以下のようにさまざまな面でみられます。

  • 言葉の発達が遅れて、うまくコミュニケーションがとれない
  • 体のぎこちなさ、手先の不器用さ
  • 学業面での遅れ
  • 就労に関する問題

など

検査・診断

同年齢のお子さんと比較して、本来であればできるはずのことが「できない」と周囲の大人が認識することで、知的障害が疑われることがあります。

検査を行う場合は、知能検査や発達検査が重要です。知的障害の重症度(IQに応じて最重度知的障害から軽度知的障害まで)を知ることで、療育の必要性やサポートの程度について判定することができます。

治療

知的障害を根本的に改善する治療方法は、2017年現在の医学では存在しません。知的障害の程度に応じて療育を行うことや、患者さんへの長期的なサポートが必要です。

一般の学級で学ぶことが難しい場合には、特別支援学級への就学が考慮されます。特別支援学級では、日常生活に必要な知識技能を身につけ、社会生活等で必要とされる能力を獲得することが目的となります。知的障害者支援施設では、日常生活動作のサポートを行ったり、就労に向けての訓練を行ったりします。

また、療育手帳を取得することで福祉サポートが受けられます。病院だけではなく、公的機関とも連絡をとりながら支援を受けていくことが重要です。