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高齢者でも大腸がん腹腔鏡手術は可能?ハイリスク症例にも対応する沼津市立病院
日本はいま、急速な高齢化社会を迎えており、沼津市立病院のある静岡県沼津市の高齢化率は28.8%と高い数字になっています。このような現状の中、高齢者に多い大腸がんの患者数も全国的に増加傾向にあり、...
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公開日 : 2018 年 12 月 04 日
更新日 : 2018 年 12 月 04 日

高齢者でも大腸がん腹腔鏡手術は可能?ハイリスク症例にも対応する沼津市立病院

目次

日本はいま、急速な高齢化社会を迎えており、沼津市立病院のある静岡県沼津市の高齢化率は28.8%と高い数字になっています。

このような現状の中、高齢者に多い大腸がんの患者数も全国的に増加傾向にあり、沼津市でも高齢の大腸がん患者さんの治療に力を入れなければならない状況にあります。

高齢者や併存疾患を抱えた患者さんは、手術に伴うリスクが高い「ハイリスク症例」とよばれます。

今回は、こうしたハイリスク症例の患者さんを多く受け入れる、沼津市立病院の第二外科部長である菅本祐司先生に、ハイリスク症例の手術を行ううえで重要な点などについてお話を伺います。

大腸がんの腹腔鏡手術については記事1『大腸がんの腹腔鏡手術とは?沼津市立病院の外科医が解説』をご覧ください。

手術におけるハイリスク症例とは?

手をつなぐ高齢者

手術による合併症のリスクが高い、高齢者や併存疾患を抱えた人

手術を行うことで、何らかの合併症が起こるリスクが高いと考えられる患者さんを「ハイリスク症例」とよびます。

もっとも多い該当者は「高齢者」です。高齢者は、一般的に心臓や肺、肝臓、腎臓などの重要なはたらきをする臓器の機能低下がみられることが多く、若年者よりも合併症を伴うリスクが高くなります。

そのほか、年齢にかかわらず、「糖尿病・高血圧症・心臓疾患・脳血管障害・認知症・呼吸器合併症・肝臓疾患など」の疾患を抱えている患者さんもハイリスク症例と呼ばれます。

ハイリスク症例に対する手術は増えている

先述したように、ハイリスク症例の多くを高齢者が占めています。つまり、高齢化が進行すると同時に、ハイリスク症例の患者さんも増加していることになります。

特に、大腸がんは高齢者の罹患率が高い病気であるため、大腸がんの外科手術ではハイリスク症例の患者さんが非常に多くいらっしゃいます。

ハイリスク症例で多い合併症は?

縫合不全や創離開「手術部位感染(SSI)」 

ハイリスク症例に対する、大腸がんなどの消化器外科領域の手術で起こりうる合併症としては縫合不全が挙げられます。縫合不全とは、手術で吻合(ふんごう)した腸と腸がうまくくっつかない状態を指します。

縫合不全が起こると、お腹の中に腸の内容物が漏れてしまい、「腹膜炎」という重篤(じゅうとく)な合併症が起こる恐れがあります。

また、お腹を切開した創が細菌などに感染して、離開することもあります。

全身臓器の機能不全−特に多いものは「肺炎」

また、ハイリスク症例の患者さんは「耐術能(手術に耐える力)」が低いために、全身の臓器にさまざまな合併症が起こるリスクがあります。

もともと健康な方であっても、術後は一時的に全身臓器の機能が低下しますが、通常は時間の経過とともに回復します。しかし、耐術能が低いハイリスク症例の患者さんは、それに耐えることができない場合があります。

全身の臓器に起こりえますが、中でも高齢者で特に多い合併症が、肺炎などの呼吸器合併症です。これは、もともとの呼吸機能が低下しているために、術後に痰がうまく出せないことや、痛みによって十分な呼吸ができないことで起こります。

大腸がんのページへ

1992年千葉大学医学部を卒業。消化器外科領域の疾患に対する内視鏡外科手術を専門とし、これまでの内視鏡外科手術経験数は2000例以上にのぼる。現在は、沼津市立病院第二外科部長として診療現場に立ち続けながら、後進の内視鏡外科手術指導にも情熱を傾けている。

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