院長インタビュー

平塚共済病院─地域の健康を守り、輝かしい生活を送るためのサポート

平塚共済病院─地域の健康を守り、輝かしい生活を送るためのサポート
稲瀬 直彦 先生

平塚共済病院 院長

稲瀬 直彦 先生

目次
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国家公務員共済組合連合会 平塚共済病院は、神奈川県平塚市で急性期医療を提供しています。3つのセンターで周辺地域の救急患者さんを受け入れ救命に尽力しています。また、がん診療、手外科、睡眠時無呼吸症候群の治療など地域のニーズをくみ取り、診療できる体制を可能にしています。若手医師の研修病院でもある同院について院長の稲瀬直彦先生にお話を伺いました。

当院は1919年、大正の時代に海軍共済組合平塚診療所としてスタートしました。戦前は海軍火薬廠(かやくしょう)に勤める職員や、そのご家族の診療を中心にしていました。戦後からは一般市民の皆さんへの診療を中心とした病院へと生まれ変わりました。以降、地域の急性期医療を担い地域医療の充実に尽力しています。

平塚共済病院 外観
平塚共済病院 外観

患者さんが適切な急性期医療を受けること、退院後もスムーズに次の医療を受けられるようにしなくてはなりません。そこで当院では医療連携支援センターで、地域の医療機関との連携窓口や入退院支援、患者さんの相談窓口を設置して地域との医療連携を行っています。診療所やクリニックからご紹介をいただくときには、診療時間が終わって落ち着いた夕方や夜の時間からやり取りすることも多くあります。医療連携支援センターのスタッフもその時間でもスムーズに対応できるようにしています。患者さんがスムーズに医療を受けることができるように努めています。

平塚共済病院 内観

平塚共済病院 内観

救急センター、心臓センター、脳卒中センターでは、24時間365日体制で救急患者さんを受け入れています。当院を含めた西湘地域に位置する4つの病院で救急患者さんを受け入れ、救命のために尽力しています。また、平塚市内だけでなく近隣の大磯町や二宮町からの救急患者さんの搬送も受け入れています。

脳卒中や心臓の病気で搬送される場合、時間との勝負です。専門的に対応できるスタッフが常駐していることで、救命につながっていくと思います。

脳卒中センターでは、脳神経外科と脳神経内科のスタッフで構成されています。両科の医師が当直する体制を取っており、脳卒中の疑いのある患者さんの治療にあたっています。また、脳卒中ホットラインを開設しているため救急隊からの要請にも迅速な対応を可能にしています。脳卒中の患者さんを積極的に受け入れることで、救急隊員がどの医療機関に搬送すればよいか悩むことも少なくなると思います。

心臓センターでは、循環器内科と心臓血管外科のスタッフで一般病棟39床と集中治療室6床の診療にあたっています(2019年6月時点)。心臓センターもホットライン電話を常に携帯し救急隊からの要請に迅速な対応を心がけています。また、心筋梗塞の緊急カテーテル治療は24時間365日対応できる体制を整え、地域の救急医療に貢献できるように尽力しています。さらに心臓リハビリテーションも行っており、入院だけでなく外来でも実施しています。

当院では、救急センター、脳卒中センター、心臓センターのほかにも、多くの診療科が地域医療に貢献しています。ここでは、外科、呼吸器内科、整形外科での取り組みをご紹介します。

平塚共済病院を支えるスタッフの方々
平塚共済病院を支えるスタッフの方々

消化器外科・乳腺内分泌外科・呼吸器外科の分野をそれぞれの専門性を持った医師が診療しています。主にがんの外科治療を行っています。当院は神奈川県がん診療連携指定病院に指定されており、地域への充実したがん診療の提供、医療機関との連携にも力を入れています。また、がん診療以外でも外科は、自身の専門分野にとらわれず、互いをカバーし合っています。得意な診療で力を発揮するだけでなく、内科診療の一部も実施できるジェネラリストでもあり、このチームワークのよさが当院の外科の特徴でもあります。

手術の様子
手術の様子

呼吸器内科の診療では、呼吸器感染症肺がん、気管支喘息など呼吸器の病気を幅広く診療しています。また、睡眠時無呼吸症候群の診療に特に力を入れており、専門外来を開設しています。睡眠時無呼吸症候群の検査は簡易検査と、簡易検査で異常が見られた場合に1泊2日の入院での検査を実施しています。地域の企業と連携し、社員の方に対して業務に支障がないように気を配って検査や治療を行っています。それ以外にも各科をサポートしたり連携したり院内でも柔軟に動いています。

手外科の手術の様子
手外科の手術の様子

手外科センターは、整形外科診療のなかでも手の診療に特化した手外科専門の外来です。手外科は主に上腕、肘、手関節、指など肩から下の部分の診療を行います。近隣には工場も多く、上肢をけがして救急搬送される患者さんも少なくありません。地域に求められる医療ニーズをくみ取り、柔軟に対応しています。

当院は臨床研修病院にも指定されており、今後の医療を担っていく若手医師の教育に力を入れています。私を含め教育熱心な先輩医師も在籍しており、充実した研修プログラムと環境を整えていると思います。救急患者さんの受け入れは救急センター、脳卒中センター、心臓センターが中心となって患者さんの救命に尽力しています。また、がん診療も実施しているため、日々の診療から重症の患者さんまで医師として成長させてくれる環境にあります。ぜひ当院で医師としての第一歩を踏み出してほしいと思います。

若手医師の皆さんには若いうちはいろいろな上限を作らず、さまざまな経験をしてほしいと思います。教育熱心な病院であることや憧れている部長が所属していることなど、さまざまな理由で研修先の病院を選んでいくと思います。しかし、なかには自分にあまり適していない病院に研修先を選ぶこともあるかもしれません。そうしたときに、これも何かの縁だと思い多くのことを学び、吸収することを目指してください。

「鉄は熱いうちに打て」ということわざのように、経験したことを吸収し柔軟な思考を持った医師になってほしいと思います。

稲瀬先生

病気の治療だけでなく、健康増進に向けた病気の予防にも力を入れていきたいと考えています。当院の位置する平塚市は工場も多く、地域の企業からの希望もあるため健康診断人間ドックなどの予防医学をより充実させていきたいと思います。我が国では人生100年時代、一億総活躍社会など健康を注視した政策も掲げられています。急性期医療の提供、健康診断や人間ドックを充実することで地域の皆さんをサポートしていきたいと思います。

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