ようつうしょう

腰痛症

最終更新日:
2024年02月01日
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2024/02/01
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原因

腰痛症は腰回りに存在する腰椎、椎間板、神経、筋肉、靱帯などに何らかの過重な負荷がかかることによって発症することが多く、具体的には腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)、分離すべり症、側弯症などが挙げられます。そのほかにも尿路結石腎盂腎炎(じんうじんえん)子宮内膜症などの骨盤内臓器の病気や、うつ病、ヒステリーなどの心因的な原因で腰痛を生じることもあります。

また、転移性脊椎腫瘍や化性椎間板炎、解離性大動脈瘤も腰痛を伴い、進行すると麻痺などの症状が現れる可能性があるため、これらとの鑑別が重要です。

急性腰痛症は、転倒したり物を持ち上げたりした際に痛みが生じ、腰椎圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニアなどが原因として考えられます。また、尿路結石や解離性大動脈瘤、帯状疱疹などの突然発症する病気が原因となることも少なくありません。一方、慢性腰痛症は変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症のほか、脊髄腫瘍子宮内膜炎などによる痛みが慢性的に持続していることや、高齢者では脊椎圧迫骨折による後弯変形が原因として考えられます。

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