まぶたのしこり:医師が考える原因と対処法|症状辞典

まぶたのしこり

受診の目安

診療時間内に受診

翌日〜近日中の受診を検討しましょう。

  • 目の痛み、まぶたの赤み、目やに、違和感などの症状がある。
  • しこりが大きくなってきている

場合によって受診を検討

気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。

  • 特別他の症状がなく、徐々に小さくなっている

[医師監修] メディカルノート編集部

目次
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  1. 病気によるまぶたのしこり
    1. 受診の目安とポイント
まぶたのしこり

まぶたは目立つ場所ですので、しこりや腫れがあると気になる人も多いでしょう。また、まばたきをするたびに違和感の原因となったりもします。

  • まぶたにしこりがあり、痛みを伴うこともある
  • まぶたのしこりがどんどん大きくなってきている
  • 小さいしこりが目や鼻の周辺にたくさんできていて気になる

このような場合、考えられる原因にはどのようなものがあるでしょうか。

まぶたのしこりの原因となる病気のうち、頻度の高いものは以下のようなものです。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

まつ毛の根元近くにある、皮脂腺や汗腺に細菌が感染した状態です。一般的には「ものもらい」と呼ばれることもあります。膿が溜まってしこりができ赤く腫れ、痛みやかゆみが強い場合が多いとされています。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

まつ毛の根元近くにある脂腺に詰まりが起こり、分泌物などが溜まってしこりや腫れができます。感染を起こしていないことも多いため、症状は腫れやしこりのみで赤み・痛みがない場合もあります。

霰粒腫
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稗粒腫(はい(ひ)りゅうしゅ)

稗とは「ヒエ」という穀物の一つで、これに似た小さな粒状のしこりが上下まぶたや目周辺にできるのが稗粒腫です。特別他の症状を伴うものではありませんが、見た目上の問題で気になる場合もあるでしょう。

稗粒腫
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粉瘤

皮膚の下に袋状の構造ができ、垢や皮脂がたまったものです。全身どこにでもできることがあります。

普段は赤みや痛みがなく、徐々に大きくなっていくのが特徴です。細菌感染を起こすと急激に腫れたり、痛みを伴ったりすることがあります。

粉瘤
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眼瞼腫瘍(がんけんしゅよう)

まぶたにできるできものを良性・悪性問わず眼瞼腫瘍と呼びます。

悪性の眼瞼腫瘍には皮膚がんもあります。また中年以降の場合、霰粒腫と思って治療していても改善せず、詳しく調べると脂腺がんだったという場合もあるといわれています。

眼瞼腫瘍
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まぶたに今までなかったしこりがある場合、眼科もしくは皮膚科を受診しましょう。眼科に行くか皮膚科に行くか迷う場合も多いかと思いますが、まぶた以外の顔面にも同じようなものができている場合には皮膚科へ、白目の充血・目やに・まばたきしたときのゴロゴロ感など目の症状がある場合には眼科がよいでしょう。

受診の際にはしこりにいつ気付いたか、痛み・かゆみ・目やにはあるか、コンタクトレンズは使っているかなどを医師に伝えるようにしましょう。