S414x320 b021eaf7 ddfd 44f7 a7de def101c71b14

インタビュー

公開日 : 2015 年 10 月 10 日
更新日 : 2017 年 05 月 08 日

先天性心疾患とは? 子どもが生まれ付き持ってしまった心臓の病気

先天性心疾患は、その名のとおり、先天性(生まれつき持ったもの)の心臓の病気のことです。ひと口に先天性心疾患と言っても様々な種類があり、また、大人の心臓疾患とも治療方法が異なります。先天性心疾患とはどのような病気なのか、大阪医科大学附属病院小児心臓血管外科診療科長の根本慎太郎先生にお話をお聞きしました。

 先天性心疾患とはどのような病気か

正常の心臓は、静脈からやってきた血液を、右心室系をとおして肺に運び、肺で酸素を取り込んで赤くなった血液を、左心室系を通して全身に運ぶ働きをしています。これを直列循環と呼び、心臓が健康な方であれば自分で意識せずとも心臓がこの働きを生涯続けています。

先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん)は、この直列循環が生まれつき出来上がっていない心臓疾患の総称です。

先天性心疾患の発症率

生まれてくる子どもの約100人に1人が発症するといわれています。また、ダウン症候群の子どもが先天性心疾患を合併している場合も少なくありません。

ただし近年の小児先天性心疾患は著しい発展を見せており、先天性心疾患を持つ子どもの9割は成人まで無事に成長することができるまでになっています。