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肺がんの手術。術式や適応の基準について
肺がんの根治を目指すためには、手術でがんを取り除くことが必要です。現在、肺がんの手術では「肺葉切除」という方法が標準的に用いられています。しかし近年ではより切除する範囲を狭めて行われる「縮小手術...
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公開日 : 2017 年 07 月 31 日
更新日 : 2018 年 10 月 23 日

目次

肺がんの根治を目指すためには、手術でがんを取り除くことが必要です。現在、肺がんの手術では「肺葉切除」という方法が標準的に用いられています。しかし近年ではより切除する範囲を狭めて行われる「縮小手術(部分切除、区域切除)」の施術数も増えてきています。

今回は肺がんに対する手術治療について、日本大学医学部附属板橋病院呼吸器外科部長の櫻井裕幸先生にお話しいただきます。

肺がんの手術―ステージごとの肺がんの治療選択

肺がんの治療方針は総合的評価によって決定される

肺がんの治療を開始するにあたっては、PETやCTなどを用いて、病期(ステージ)や心臓・肺の機能や併存疾患などの評価を行い、患者さんの全身状態を踏まえて総合的に判断したうえでその治療方法を決定します。

たとえば、肺の機能が著しく落ちている患者さんに対しては、肺を大きく切除する肺葉切除ではなく、呼吸機能の温存を優先した縮小手術を行う場合もあります(縮小手術の適応については、後述で詳しく解説します)。

このように、肺がんにおいては個々の患者さんに合わせた治療計画を考え、手術や化学療法などの治療を実施していきます。

PET…がんなどに用いられる検査の一種。特殊な薬とカメラを使って全身の詳しい画像を撮る検査。

CT…エックス線を使って身体の断面を撮影する検査

治療計画には患者さん本人の希望も重要

治療計画を決定するにあたって、患者さんご自身がどの程度積極的に治療を望んでいるかも重要です。

肺がんの手術ができる患者さんの年齢は?

肺がん手術の適応条件

肺がん外科治療
肺がん外科治療の適応の推移(櫻井裕幸先生ご提供)

2018年8月に発表された日本胸部外科学会の全国調査の結果(2015年までの調査結果)によると、日本で肺がんの手術治療を受けている患者さんの年齢は、年々高くなってきていることがわかります。

この表は、外科手術を受けた肺がんの患者さんの年齢を示しています。2015年には、手術を受けた患者さんの約55%が70歳以上となっています。さらに、90歳以上の患者さんで肺がん手術を受けられた方は62人でした。

2017年の厚生労働省による平均余命の年次推移によれば、90歳の方の平均余命は約5年あるといわれています。そのため、90歳を超える患者さんでも、がんの状態をみつつ、体力が許せば手術治療が実施されることもあります。

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連載記事

山梨医科大学(現山梨大学)を卒業後、国立がんセンター(現国立がん研究センター)でのレジデント時代に627例の手術を経験。現在までに通算2,000例以上の手術を経験し、2016年より日本大学医学部外科学系呼吸器外科学分野 主任教授に赴任し、後進の育成に力を注ぐ。国立がんセンター時代に描いた手術記録は全国的に高く評価されており、その絵は静岡がんセンターの電子カルテや肺癌取扱い規約などにも使用されている。

日本大学医学部呼吸器外科HPはこちら(http://nichidai-kokyukigeka.com/

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