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インフルエンザの予防接種とは?
インフルエンザは、日本では主に冬場に流行する急性感染症です。インフルエンザに感染し、学校や仕事を休まなければならない経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。インフルエンザの発症や重症化を...
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インフルエンザの予防接種とは?

公開日 2017 年 08 月 29 日 | 更新日 2018 年 09 月 20 日

インフルエンザの予防接種とは?
笹倉 渉 先生

マイメディカルクリニック 院長

笹倉 渉 先生

目次

インフルエンザは、日本では主に冬場に流行する急性感染症です。インフルエンザに感染し、学校や仕事を休まなければならない経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。インフルエンザの発症や重症化を防ぐためには、予防接種が大切です。

今回は、マイメディカルクリニックの院長である笹倉 渉先生に、インフルエンザの予防接種の効果や受けるべき時期についてお話しいただきました。

インフルエンザの予防接種とは?

インフルエンザは急性感染症のひとつ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスにより引き起こされる急性感染症のひとつです。インフルエンザウイルスが口や鼻などから体内に入ると、細胞に侵入し増殖していきます。

ウイルスが増殖すると、数日の潜伏期間を経てインフルエンザを発症し、発熱やのどの痛みなどの症状が現れます。また、筋肉痛や関節痛などが現れることもあります。さらに、気管支炎や肺炎などの合併症によって重症化する可能性もあるため、注意が必要です。

咳をする患者さん

インフルエンザの予防接種の概要

インフルエンザを予防するためには、流行前の予防接種が大切です。インフルエンザの予防接種では、インフルエンザワクチンが使用されます。インフルエンザには、A型やB型などいくつかのタイプがあり、毎年流行するタイプが異なります。そのため、予防接種に使用されるワクチンは、その年に流行するタイプを予測したうえでつくられます。

インフルエンザワクチンを接種すると、2週間程度で抗体(ウイルスなどの異物が体内に入り込んだとき、体から追い出すためにできる対抗物質)が完成します。この抗体の効果は、5か月程度であると考えられています。

インフルエンザの予防接種の効果

インフルエンザの発症を抑える

インフルエンザの予防接種には、インフルエンザの発症を抑える効果があります。インフルエンザワクチンを接種することによって、感染したとしても発症する可能性が低くなるといわれているのです。

注射を受ける患者

重症化を防ぐことができる

インフルエンザワクチンを接種したとしても、発症を完全に抑えることはできません。しかし、ワクチンを接種していれば、感染し発症したとしても軽症で済むことがわかっています。たとえば、肺炎や脳症など重い合併症を防ぐことができるのです。

このように、インフルエンザの予防接種には、重症化を防ぐ効果があることがわかっています。特に、基礎疾患をもつ方や高齢の方は重症化する可能性が高いといわれているため、予防接種が推奨されています。

※糖尿病など他の病気や症状の原因となる病気

インフルエンザの予防接種を受ける時期

いつ予防接種を受けると効果的?

日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月~3月頃に流行のピークを迎えることがほとんどです。

インフルエンザワクチンの接種後、2週間程度で抗体が完成するといわれています。そのため、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられています。

インフルエンザの予防接種は誰でも受けられる?

インフルエンザの予防接種を受けられない場合

インフルエンザの予防接種は、希望すれば誰でも受けられるわけではありません。なかには、予防接種を受けないほうがよいと判断される場合もあります。たとえば、発熱していたり、緊急の治療を要する病気にかかっていたりする場合は、接種をしない方がよいとされています。

薬

また、インフルエンザの予防接種によってアナフィラキシー(アレルギー反応のうち、呼吸困難などの症状が急速に全身に生じ命にかかわる状態)を起こしたことがある方も予防接種に適さないと考えられています。

妊娠中に予防接種を受けることはできる?

日本では、不活化ワクチン(ウイルスの感染能力をなくしたものを原材料としてつくられたワクチン)の妊娠中の接種が認められています。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのひとつであるため、妊娠中であっても接種することができます。

妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けても、赤ちゃんに異常が生じるリスクは上がらないという報告もあります。また、妊婦さんが感染したとしても、お腹のなかの赤ちゃんにインフルエンザウイルスが感染することはありません。

一方、妊娠中はインフルエンザウイルスに感染しやすく、発症した場合には重症化しやすいと考えられています。そのため、医師と相談のうえで、インフルエンザの予防接種を受けることを検討してほしいと思います。

子どもでも予防接種を受けることはできる?

日本では、子どもであってもインフルエンザの予防接種を受けることが推奨されています。生後6か月を過ぎていれば、予防接種を受けることが可能です。原則として、13歳未満の場合には2回接種、13歳以上の場合には1回接種が推奨されています。

インフルエンザの予防接種の費用

保険適用で受けられる?

インフルエンザの予防接種は、病気の治療ではないため健康保険が適用されません。原則として全額自己負担となり、費用は医療機関によって異なります。

予防接種にかかる費用

マイメディカルクリニックでは、インフルエンザの予防接種の費用は3,500円(税込)です。

※予防接種法に基づき市区町村から公費負担される場合や、助成金が出る場合があります。

先生からのメッセージ

重症化を防ぐために流行前に予防接種を

笹倉 渉先生

インフルエンザは、日本では広く知られた感染症のひとつです。インフルエンザウイルスに感染し発症した場合、重症化する方もなかにはいらっしゃいます。そのような重症化をできるだけ防ぐために、予防接種を受けておくことをおすすめします。

私たちマイメディカルクリニックでは、インフルエンザの予防接種を積極的に実施しています。特に、仕事などのために休むことが難しい状況の方にとっては、流行時期を迎える前にワクチンを接種しておくことが望ましいでしょう。
 

インフルエンザの予防について

インフルエンザの予防について

神戸大学大学院医学研究科 感染治療学分野 教授

岩田 健太郎 先生

インフルエンザを予防するにはどのようにすればよいのでしょうか。神戸大学感染治療学教授の岩田健太郎先生は、「日常生活を送っている限り、予防のための決定打というものは存在せず、普段から健康にしておくことがとても大切」と言います。インフルエンザの予防と、ワクチンやマスク、手洗いなどについてどのように考えるべきなのか、お話し頂きました。 インフルエンザの予防とワクチン (参照:インフルエ...

この記事の目次

  • インフルエンザの予防とワクチン

  • インフルエンザの予防とマスク、手洗い、うがい

  • タミフル®の予防投与について

インフルエンザの予防接種ーいつどんな病院で受ける?

インフルエンザの予防接種ーいつどんな病院で受ける?

神戸大学大学院医学研究科 感染治療学分野 教授

岩田 健太郎 先生

毎年秋頃になって、インフルエンザの予防接種を受けようと考える方も多いと思います。そのとき、実際にはいつ、どんな病院で打つのがいいのか。2回打ったほうがいいのか。これらインフルエンザの予防接種にかかわる疑問に、神戸大学感染症内科学教授である岩田健太郎先生にお答え頂きました。 Q. インフルエンザワクチンには何が入っている? A. A型が2種類、B型が2種類入っています。卵アレルギー...

この記事の目次

  • Q. インフルエンザワクチンには何が入っている?

  • Q.インフルエンザワクチンを打つ時期はいつがいい?

  • Q. インフルエンザワクチンの費用は?

予防接種  (笹倉 渉先生)の連載記事

手術中の全身管理を一手に引き受ける麻酔科医として救急の第一線で経験を積んだ後、2016年9月に東京都渋谷区にマイメディカルクリニックを開設。「安全性・利便性・信頼性」の高い医療を提供することをモットーに、日々たくさんの患者さんの診療にあたっている。

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