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海外渡航時の予防接種についてー接種すべきワクチンの選び方とは

海外渡航時の予防接種についてー接種すべきワクチンの選び方とは
マイメディカルクリニック 院長 笹倉 渉 先生

マイメディカルクリニック 院長

笹倉 渉 先生

目次
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転勤や留学など、海外渡航する際にはワクチンによる予防接種が推奨されています。それは、現地で流行している感染症から身を守るためです。

渋谷に位置するマイメディカルクリニックは、トラベラーズ外来を有し、海外渡航時の予防接種に広く対応しています。同クリニックでは、受けるべきワクチンやスケジュールから必要書類の準備まで、個別ニーズに即した対応を実現しているそうです。ではなぜ、海外渡航時の予防接種は、個々に合わせた対応が重要になるのでしょうか。

今回は、マイメディカルクリニックの院長でいらっしゃる笹倉 渉先生に海外渡航時の予防接種についてお話しいただきました。

なぜ海外渡航時には予防接種すべきなの? 予防接種の必要性とは

ワクチンとは、感染症の予防接種に用いられる薬液を指します。感染症に罹患すると、その病原体に対する抵抗力が体内に生成されます。この原理を応用したものがワクチンです。病原体の毒性を弱めたり無毒化したワクチンを接種することで免疫ができ、感染を予防したり、感染した場合であっても軽症で終わらせることが可能になります。

感染を予防するとともに、予防接種証明書にも対応

なぜ海外渡航時にはワクチンによる予防接種を受ける必要があるのでしょうか。まず、何よりも感染症を予防するとともに、感染したとしても重篤な状態を防ぐ効果があります。仮に何らかの病原体に感染したとしても、ワクチンを接種しておけば軽傷ですみます。

注射

特に、感染し発症すると重篤な状態になりかねない疾患が海外には多数存在しています。たとえば、狂犬病日本脳炎などは、発症したら致死率はほぼ100%であるといわれています。もちろん、感染した方すべてが発症するとは限りません。しかし、発症した場合、ほぼ100%の確率で亡くなる危険性があるのです。このような危険性の高い感染症に対しては、特に予防接種を受けておく必要があるでしょう。

また、渡航先によっては、予防接種の証明書を要求される場合があります。その場合には、前もって予防接種を受け、証明書を提出する必要があるでしょう。また、当院では国際基準のワクチン摂取記録手帳(WHO発行)を初回限定無料で発行しております。

予防接種の主な種類-接種すべきワクチンの選び方

現在、我が国で行われている予防接種には、主に以下のような種類があります。

予防接種の種類

厚生労働省検疫所の予防接種情報を発表しているFORTHでは、以下のように検討すべき予防接種の目安を発表しています。

海外渡航で検討する予防接種の種類の目安

地域別打つべきワクチンの種類

●:黄熱に感染するリスクがある地域
◎:予防接種をおすすめしています
〇:局地的な発生があるなど、リスクがある場合に接種を検討してください
※1:今までに2回接種の既往がない方、もしくは接種既往が不明の方に予防接種をおすすめしています。

これは一つの目安に過ぎません。実際には渡航先に加え、渡航予定日や年収、ライフスタイルなどを総合的に考慮し、接種するワクチンが決定されます。

ワクチン接種のスケジュールと費用

海外渡航が決定次第、できるだけ早く医療機関へ

空港

 

転勤や留学など、海外渡航が決定次第、できるだけ早くワクチン接種のスケジュールを立てた方がよいでしょう。厚生労働省のサイト「FORTH」などから、事前に渡航先でかかる可能性のある感染症と打つべき予防接種を調べたり、医療機関へ相談にいくことをお勧めします。

日本の予防接種ガイドラインに沿ったスケジュールを立てると、渡航先にもよりますが、すべての予防接種を受け終わるまでには3か月や半年間かかってしまうケースも少なくありません。ワクチンのなかには、複数回の接種を必要とするものもありますし、同時接種を避けるために一度に複数の予防接種を打たないよう推奨されているからです。

希望する予防接種が渡航日まで間に合わないという事態を防ぐためには、海外渡航の予定が決定次第、予防接種の計画を立てた方がよいでしょう。

しかし、いくら早めがよいといっても、留学や海外赴任は、決定から出発まで日が浅い例も多々あります。直前に決定するケースも少なくないからです。その場合には、取捨選択が重要になります。渡航時期やライフスタイルなども考慮しながら、個人個人に合わせた接種スケジュールをいかに立てるかが重要になるでしょう。

予防接種の費用

また、予防接種は自由診療であり、費用は医療機関により異なります。以下は私たちマイメディカルクリニックの予防接種の一覧と費用になりますので、参考にしていただければと思います。

  • A型肝炎 - 9,720円
  • B型肝炎 - 4,750円
  • 狂犬病 - 19,440円
  • 麻疹(はしか) - 5,620円
  • 風疹 - 6,050円
  • 髄膜炎 - 24,840円
  • 百日咳・ジフテリア破傷風・ポリオ - 14,040円
  • 水痘 - 9,720円
  • ムンプス - 6,050円
  • 肺炎球菌 - 9,180円

価格は全て税込みです。詳しくは、マイメディカルクリニック・ワクチン仮申込フォームはこちらへ

予防接種を受ける医療機関を探すポイント

スケジュールなど個別の相談に乗ってくれる医療機関を

繰り返しになりますが、予防接種を受ける際には、スケジューリングをきちんとできるかが重要になります。渡航する地域や接種するワクチンにもよりますが、数回に分けて接種しなければいけないなど、すべての予防接種が完了するまでに時間を要することもあるからです。

カレンダー

そのため、予防接種を受ける医療機関を選ぶ際には、スケジュールの相談に適切に乗ってくれるかどうかを重視して選ぶとよいでしょう。

また、渡航先によっては、提出する書類が複数にわたるケースもあり、そのような相談にも対応可能かどうかも重要になります。たとえば、当院では必要書類を調査するところから関わったケースもあります。渡航先はもちろんのこと、個別のライフスタイルも加味し、状況に応じた対応ができる医療機関を選ぶとよいでしょう。

日本はワクチン後進国である-現地の予防接種も視野に

私は、日本はワクチンの分野では後進国であると思っています。それくらい、世界のなかでワクチンの適応が進んでいないのです。それは、日本にもともと感染症が少ないことを始め、さまざまな要因があります。

一方、インドなど昔から感染症が流行しているような国ではワクチン接種が進んでいます。

このため、私は渡航前に日本でワクチンをすべて接種する必要は必ずしもないと考えています。たとえば、必要最小限のワクチンのみ国内で接種し、渡航後に現地の医療機関で予防接種を受けることも選択肢の一つとして検討してみてもよいのではないでしょうか。

渡航先によっては、現地で予防接種をすることも可能

東南アジア

現地で予防接種を受ける場合には、現地医師を採用している医療機関をお勧めします。それは、現地の経験が長い医師ほど、その国で流行している疾患の治療に長けているからです。

現地医師と聞くと、言語を心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、通訳が在籍していることも多く過度な不安は必要ないでしょう。

自己記入式安全カルテへの記入を

また、渡航時には、ガイドブック等についている自己記入式カルテにあらかじめ記入しておけば、何かあったときに現地の方であっても状況を把握することができます。

ほかにも、日本旅行医学会は自己記入式安全カルテというものを発行しており、こちらを購入し記入することも有効であるでしょう。

渋谷・マイメディカルクリニックでは個別の対応が可能

笹倉 渉先生

ワクチンは多種多用です。当院では患者さんの渡航先やスケジュール、ライフスタイルまで考慮し、個別にあわせた対応をさせていただいています。さらに、海外赴任や留学が決まったような方に対しては、必要書類を調べるところからご協力した例も少なくありません。

また、当クリニックには専門家の医師が多数揃っていることに加え、何かあれば総合病院と連携をとることも可能です。タイに提携病院も有しており、予防接種に関して現地の医師に相談することもできます。

 

初めての海外渡航で不安を感じるようなら、お気軽にお問い合わせください。

マイメディカルクリニック・ワクチン仮申込フォーム はこちらへ