予防
発作の予防
てんかんは発症原因がはっきり分からないケースも多く、確立した予防方法は現在のところありません(2025年3月時点)。しかし、てんかんと診断された場合は抗発作薬の内服継続など適切な治療を続けていくことで発作をコントロールする可能性が高まります。
症状がないからといって治療を自己中断すると、思わぬ場面で発作が再発し発作が止まらなくなる(てんかん重積状態)や肺炎、外傷などの危険な合併症や交通事故などを起こす可能性があります。そのため、必ず担当医の指示にしたがって治療を行っていくようにしましょう。
また、薬剤投与にもかかわらず発作がよくならない場合は、日本てんかん学会認定てんかん専門医による診断や薬剤調整、てんかん外科治療、食事療法などさまざまな治療の選択枝もあるため、てんかんセンターの受診を担当医とご相談ください。
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