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第3回 JAMSNET WORLD講演会「世界の医療制度〜その光と影 ...
去る2017年11月26日(日)、東京大学にて第3回JAMSNETWORLD講演会が開催されました。邦人医療支援ネットワーク(JapaneseMedicalSupportNetwork:通称ジャ...
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第3回 JAMSNET WORLD講演会「世界の医療制度〜その光と影 邦人の視点から〜」レポート-後半

公開日 2018 年 03 月 01 日 | 更新日 2018 年 03 月 01 日

第3回 JAMSNET WORLD講演会「世界の医療制度〜その光と影 邦人の視点から〜」レポート-後半

JAMSNET東京(ジャムズネット東京) [監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

メディカルノート編集部 [医師監修]

去る2017年11月26日(日)、東京大学にて第3回JAMSNET WORLD講演会が開催されました。

邦人医療支援ネットワーク(Japanese Medical Support Network:通称ジャムズネット)とは、海外で活躍する日本人をサポートすることを目的に立ち上げられた団体です。そのネットワークは世界に広がっており、世界各国で日本人の健康を支援する活動が行われています。

本会は「世界の医療制度〜その光と影 邦人の視点から〜」をテーマとし、世界各国のジャムズネットのメンバーが、それぞれの地域の医療制度について発表を行いました。

本記事では、当日行われた講演内容についてダイジェストでレポートします。

講演5:ドイツでの難民の医療

続いて、ジャムズネットドイツのノイゲバウア馬場ザビーネ先生の発表が行われました。ノイゲバウア馬場ザビーネ先生は、ドイツのデュッセルドルフにあるノイゲバウア馬場内科クリニックの院長として、主にドイツに暮らす日本人の診療に従事していらっしゃいます。

写真のご提供:ジャムズネット東京

ドイツの難民受け入れとシェルターの環境

ドイツは、難民を受け入れてきました。受け入れ当初、政府は難民の方たちが暮らすためのシェルターをつくり、食べ物を提供するなどの対策を行いました。しかし、医療の対策はとられていませんでした。

そこで、私はデュッセルドルフの一番大きなシェルターで、ボランティアで患者さんを診る活動を行いました。そこは、プライバシーがなく、一人が病気になったらみんな感染してしまうような環境です。実際に、冬にはインフルエンザが広がり、下痢や吐き気の症状をあらわす方が数多くいました。

ドイツの難民の環境変化

その後、政府から予防接種のための費用をもらい、予防接種を実施しました。近年では、難民の方であっても保険カードをもらい、医師に診てもらうことができる体制が築かれつつあります。

難民のシェルターを訪問し驚いたこと

シェルターで患者さんをみているときに2つ驚いたことがあります。それは、精神的な病気の方が少ないことです。また、出身地によっては、きちんと予防接種を受けている方たちもいました。そのため、感染症が広がっていないシェルターもあったことには驚きました。

講演6:私の見たシンガポールの医療システム

続いて、ジャムズネットアジアの橋口 宏先生の発表が行われました。橋口先生は、1983年にジャポングリーンクリニックの立ち上げのためにシンガポールに渡り、その後、ニホンプレミアムクリニック院長として診療に従事しています。

写真のご提供:ジャムズネット東京

昔とくらべ発展した医療環境

シンガポールの医学教育に影響を与えたのは、シンガポール大学の医学部とシンガポールゼネラルホスピタルという国立病院です。これらはシンガポールの医療を底辺から支えてきた組織であると思います。

私がシンガポールに渡った30年以上前には、まだあまり現地の病院が発展していないような印象がありました。しかし、近年ではそんなことが考えられないほど、シンガポールの医療の環境は発展を遂げたと思います。

東南アジアでは無知が病気につながることもある

シンガポール以外に、アジアには貧しい国が数多くあります。これらの国では、無知が病気につながることがあります。たとえば、水源となる川に糞尿が溜まるために、感染症が流行してしまうことがあります。

また、感染する病気であっても、感染することを知らないために病気になってしまうケースもあります。

講演7:タイのビジネス医療と日本の医療の比較

続いて、ジャムズネット東京の田中 耕太郎さんの発表が行われました。田中さんは、2004年7月から2016年1月までバンコク病院の日本人セクションマーケティングマネージャーを務め、2016年よりがん研有明病院で国際医療課長兼募金課の仕事に従事していらっしゃいます。

写真のご提供:ジャムズネット東京

タイのビジネス病院とは?

私はタイのバンコク病院で、日本人の患者さんに来院していただくための営業などを行いました。また、現地の方と日本人の間でミスコミュニケーションが起こることがあり、その対応などを行っていました。

私が在籍していたころ、同病院は30か国以上の通訳とともに、24 時間365日休みなくサービスを提供していました。そうして、世界各国からの患者さんを受け入れていたのです。

日本の医療を海外で認知してもらうために

2016年より日本の病院で働いています。これは私の家族が病気になった経験からいえることですが、日本は、負担する医療費が安く質も高いと思います。

現在、私はこのような質の高い日本の医療を海外で認知してもらうための活動を行っています。

 

第3回 JAMSNET WORLD講演会の連載記事

「メディカルノート編集部」の記事も、医師監修のもと提供させていただいております。