かんせん

乾癬

最終更新日:
2021年03月12日
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2021/03/12
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

乾癬は好発部位(症状がよく出る場所)に極めて特徴的な皮疹を形成するため、診断は多くの場合、視診と問診をもとに行われます。

ただし、乾癬は症状が出る部位によって、ほかの皮膚の病気と区別がつきにくい場合があります。ほかの皮膚疾患との鑑別(見わけること)が必要な場合、そして膿疱ができる場合や全身が紅皮症を呈する場合には、皮疹の一部を採取して顕微鏡で確認する病理検査(皮膚生検といいます)を行います。

乾癬性関節炎を合併する場合は、リウマチの検査を行って陰性を確認することも重要です。まれではありますが、乾癬に関節リウマチを合併することもなくはありません。

また、内科的にみると高血圧糖尿病、また心筋梗塞(しんきんこうそく)脳血管障害などの心血管系イベントのリスクが高いため、診察時は血圧測定、そして定期的にHbA1cや脂質などを含む血液検査を行うことも大切です。慢性腎臓病が併存していることも少なからずあるので、腎機能や尿酸値のチェックも必要です。健診で異常を指摘されているのにその状態が放置されている場合も多いことから、メタボリックシンドロームも念頭においてチェックを洗い直さなくてはなりません。

なお、乾癬に使用される薬剤に関連して副作用を生じることもありますので、副作用の有無を適宜検索するための定期的なモニタリング検査も必要です。

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