口の中のしこり:医師が考える原因と対処法|症状辞典

口の中のしこり

受診の目安

診療時間内に受診

翌日〜近日中の受診を検討しましょう。

  • 痛み、出血、舌や粘膜の変色がある
  • 食事などに支障がある
  • 以前はなかった場所にしこりを発見した

場合によって受診を検討

気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。

  • 大きさが小さく、長年変わらず同じ場所にある

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学専攻 老化制御学講座 摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授、東京医科歯科大学病院 摂食嚥下リハビリテーション科 科長

戸原 玄 先生【監修】

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学専攻 老化制御学講座 摂食嚥下リハビリテーション学分野 特任助教

山口 浩平 先生【監修】

口の中のしこりは、日常生活上の好ましくない習慣によって引き起こされることがあります。原因となる主な習慣とそれぞれの対処法は以下のとおりです。

口の中は不潔になりやすい部位であり、その状態が長く続くと歯周病や虫歯の原因となってしこりができやすくなります。

口腔内を清潔に保つには

毎食ごとの丁寧なブラッシングはもちろんのこと、ブラッシングでは落としきれない歯の隙間の汚れは歯間ブラシなどでしっかり落とすようにしましょう。また、たまった歯石はセルフケアで取り除くことできません。そのため、半年~1年に一度は歯科医院でクリーニングを行うようにしましょう。

唾液には口腔内を衛生的に保つための自浄作用があり、唾液の分泌量が減ると口腔内が不衛生になってしこりを引き起こす一因になることがあります。

口の中を潤すには

小まめな水分補給を行うとともに、外出先などで水分を取ることが難しいときにはガムを噛むなど、唾液の分泌を促すような対策が必要です。

日常生活上の対策を講じても、口の中のしこりが改善しない場合や再発を繰り返すような場合には、思わぬ病気が潜んでいる可能性があります。軽く考えずに早めに病院を受診して適切な検査・治療を受けるようにしましょう。

原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。